つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

240225今週の読書記録

おはようございます☀

寒い三連休、我が家では味噌しごとをしました(今年で6回目)!

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今年も豆野さんのところで、ひよこ豆(初めて!)×玄米麹のキットを購入しました。

mamart.stores.jp

 

次男三男が本調子じゃなかったので、今年の味噌仕込み人員は夫長男私の三人!

美味しくできるといいなぁと楽しみです。

 

 

今週は4冊です📚

ダレン・シャン7 黄昏のハンター」ダレン・シャン(著)、橋本恵(訳)、田口智子(絵)

ダレン・シャンがバンパイア・マウンテンから飛び出しました!また大きな波乱の予感。

 

 

「結婚帝国」上野千鶴子(著)、信田さよ子(著)

2011年の本ですが、今読んでもその通りだなと思います。30代がドンピシャな読者と思いますが、結構辛辣なことも主張されていて読んでいると辛くなります。対談本って意見や思想が近い人で盛り上がるパターンが多いように思いますが、こちらは真っ向から対立していることもあって、それがリアルだし、相違や違う見地を認めながら議論を深めていくところが、いいです。ルイ・ヴィトン VS 一澤帆布は笑いました(私はここでいうと、上野千鶴子さんが推す一澤帆布派です。)。笑

自分の人生や決めたことに当事者意識(責任)を持つことと、相手が家族であっても自分が冒されているならば逃げることや手放すことも大事なアクションだな、と思います。

 

 

「東大生、教育格差を学ぶ」松岡亮二(編著)、髙橋史子(編著)、中村高康(編著)

「教育格差」をテーマに、東京大学で行われた講義のレポート。オムニバス形式で、講師やテーマ、課題が毎回変わります。

濃い内容で広範囲にわたるので、感想を書ききれないのですが、自分の子どもが中学生くらいになったときにもう一度じっくり読みたいな、と思っています。

一斉的な学習、習得度別学習をすることでラベリングが起こり、学力面にとどまらずいろいろな格差が生まれてしまう…の話に対して、講師の中村高康先生が「それは何の格差ですか。」と問いかけると、学生の一人が「繰り返されると「意欲の格差」になるんじゃないかな、と」と答えます。私の中ではベースで大事なことはこの問答に集約されている気がして、一番印象に残りました。

 

 

光抱く友よ」髙樹のぶ子(著)

信田さよ子さんが「母が重くてたまらない」で紹介していた本。

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光抱く友よ」「揺れる髪」「春まだ浅く」の三篇です。

素行不良の松尾と涼子の行き来を描く「光抱く友よ」と、精神的な繋がりを守ろうとする容子と恒夫の「春まだ浅く」が特によかったです。理屈じゃないものの大きさとか、自分すら自分のことがよくわからなくなる、その大きな影響を与えているのは他人の言動である、ということが、繊細に物悲しく描かれていたように思います。