おはようございます☀
毎週日曜に投稿している読書記録ですが、週末3年ぶりくらいに副鼻腔炎にかかってしまい、倒れていたので一日遅れです。
顔全体が痛くて起きてても辛い、寝ようとしても痛くて起きる、という絶不調でした😭昨日夫在宅だったので日曜診療駆け込んでよくなった!よかった!!
夫と3兄弟、長男の友達父子で、上野動物園にお出かけしてくれたのでしっかり眠れました。
いやーー熱なくても辛いときは辛い。子どもの体調不良を見る時「熱がないか(熱がなければ大丈夫なんじゃないか)」と思ってしまいがちなので、気をつけなきゃと思いました。
今週は2冊です📚
「フルサトをつくる 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方」伊藤洋志(著)、pha(著)
伊藤洋志さんのご著書は、このブログを書く前に「ナリワイをつくる」を読んだことがあり、結構共感した記憶があります。phaさんのご著書は最近「持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」を読んでいました。
ここでいう「フルサト」とは本当の意味での「故郷」ではなくて、自らの意思で関係したいと思う拠点を示します。この不安定な時代を生きていくためにはセーフティーネットは緩くとも敷いておいたほうがいいよね、というメッセージと感じました。
それは完全同意で、「じゃあどうやって?!」がこちらでは詳細に書かれている点がとても興味深いです。物件の探し方、交渉のしかた、現地の方との関わり方についてなどなど。読んでいると「フルサトをつくる」とは「価値の発掘作業」なんだな、と。現地の人がなんとも思っていないものに価値を見い出し、譲ってもらう、リノベーションする、その地の物を活かす。そうすれば必然的に地元の人との関係も深まってくる、良い循環が生まれる、と。
「この骨董が、アナタです。」仲畑貴志(著)
副鼻腔炎でうなされているときに読んでいたもの。“骨董狂い”の著者のエピソード集。これ実話ですか?!っていう内容も入っていますが、実話だと思うのでとても好きなんですね。楽しく拝読しました。
- 「清掃巡礼」はそこまでやるか?と驚愕
- 白洲正子さんがたくさん登場して嬉しかった
- サラリと「骨董は生きている」といった記載があり、ただならぬ愛を感じた
- 「イメージの消費」のエピソードはすごい。物理的効果をもたらすモノの部分と、こころ(気分)に作用するコトの部分があって「利便」といえる。
- 「おしりだって、洗ってほしい。」のキャッチコピーが爆発したウォッシュレットのエピソード、ここで経緯を読んでもとても秀逸。
- 骨董に作用しているコトとは「ひとを買っている」、というのもいい。