つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(221023)

おはようございます☀

最近3歳の次男が図書館利用カードを作りました📚自分も本借りたい、読みたいというので、ここのところ週末は彼と二人で図書館に行くことが続いています。

 

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返却ポスト投函もおまかせ!!

 

今週は5冊です!

「いま、働く女子がやっておくべきお金のこと」中村芳子(著)

ジャケ借り的に読んだもの。勝間和代さんのご著書を一気読みしていた時代があるので、だいたいのことが分かりました。

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勝間和代さん、2年前からめちゃくちゃ読んでますね…!仲良しのNさんが以前「稼ぐ・貯める・守る・使う」と教えてくれたのですが、その辺りが詳しく書かれていて理解が深まりました。

やはり心身健康で、動ける(働き続けられる)ことが短期的に見ても中長期的に考えてみても、一番大切だと思います。あとはよく夫と話していることですが、うちは子どもたちが全員家を出る時(遅くとも18歳までにはと考えています)が50歳。そのときに中古マンションを買えるようになりたいなぁ。狙っているエリアがあって、間取りは1LDKが十分というか希望。その時のためにも、いま頑張ろうと改めて思いました!

 

 

 

「あなたがひとりで生きていく時に知っておいてほしいこと ひとり暮らしの智恵と技術」辰巳渚(著)

辰巳渚さん、きっかけは義母が教えてくれて、何冊かご著書を読んだことがあります。

 

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本を読むだけでも自律して身の回りもきれいで、大切なものに囲まれた生活で、魅力的な女性だと思っていました。バイク事故で亡くなった話を聞いたときはとても胸が痛みました。

こちらの本はタイトルの通り、ひとり暮らしをする方向けです。私もそのうち一人になるだろうからと思って読んでみました。いまのところ予定があるわけでは全くなく、子どもたちが独立したら、男女の平均寿命の話からして自分がひとり暮らしになるんだろうな、という想像の話です(できるだけ先の話であってほしいですが、このストーリーは結構意識しています)。

読んでみると、実家から初めて出る若者向けかなといった感じ。ひとり暮らしの初歩的なこと、いろはが詰まっていました。掃除は水拭きも取り入れてみたり、お金を「貯めよう」ではなく「余らせよう」で行動してみる、「近所は見ている」の意識で行動しようなど、響くポイントもいくつかありました。

 

 

 

「温室デイズ」瀬尾まいこ(著)

「そして、バトンは渡された」以来の瀬尾まいこさんご著書。

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今回の舞台は荒れた中学校。いじめ、先生への反抗や暴力、校舎も壊すなど…なかなか凄まじい。登場人物たちがそれぞれ、小さな勇気を振り絞って変化していく、という話ですが、いじめの描写がしんどくて暗くなってしまいました。いじめられているみちるがどうして来る日も来る日も登校できるのか、自分が親だったらすぐに引き離してあげたいのが本音だけど、その選択って果たして合っているのだろうかと思ったり。真に受けると辛い、逃げることだって別に全然悪いことじゃない。優子は教室以外の場所をいくつか経験していたけれど、いろいろな制度が整いつつある、セーフティーネットのような場所は学校以外にもいくつもあるのだということも分かった。

 

 

 

「ヘヴン」川上未映子(著)

川上未映子さんは「きみは赤ちゃん」「乳と卵」ぶり。「きみは赤ちゃん」は妊娠中〜赤ちゃん育児奮闘中の方に是非読んでほしい一冊。「乳と卵」は小説家川上未映子さんとして初めて読みましたが、なかなかな強烈カオスだった記憶です。

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「ヘヴン」も先ほどの「温室デイズ」同様、いじめがテーマで「温室デイズ」よりひどい。初めはいじめに遭っている僕とコジマのやり取りにほっこりしたり、「コジマって健気だな〜」と感じていたものですが…。事態はエスカレートし、それでも私達は正しい、受け容れている、というコジマの主張に少しずつ私は違和感や不気味さを覚えるようになり。僕がある決断をしたときの「逃げるの?」のひと言で、ひぇーーーーと恐怖を覚えました。あとは百瀬の「自分がされたらいやなことは、他人にしてはいけませんはインチキだ」の場面が忘れられない。自分で身を守ればいいんじゃないか、たまたまや組み合わせの問題、世界を区別して考える。今まで自分の頭にはない発想だったが一理ある気がして、こういう捉え方も必要なんじゃないかと思いました。あと僕の視界が明るくなるといい、と願った結末でした。

 

 

 

「53歳の新人 NHKアナウンサーだった僕の転職」内多勝康(著)

NHKアナウンサーだった内多勝康さんは53歳で心機一転、「医療的ケア児」のための施設でハウスマネージャーとして転職しました。それまでの経緯や現在のお仕事について、熱い思いが語られています。とても面白かったですし、仕事観を考えるきっかけになりました。「何のために仕事をしているのか。誰のために仕事をしているのか。」シンプルでとても大事な投げかけです。大阪で勤めているときに阪神淡路大震災があり、重度の自閉症の方との出会いがあり、印象に残る出来事が点と点が線になり、今の内多さんのキャリアに繋がっているように感じました。こういったことは日々日々意識して自分の身体に取り込むように考えていないと、繋げられない線のような気もします。ふてくされて社会福祉士の資格を取りに行った、この根性もすごいです。働きながら専門学校に通うって(このとき内多さんは47歳)、とても大変なことのはずです。

53歳にして全くの異業種に転向されて、わからないこと、役に立たないことだらけだったとありました。その中でも出来ることを増やし、役に立てるところをどんどん活用し、確実にスキルアップされている様子は素晴らしい!!!のひと言。「何のために仕事をしているのか。誰のために仕事をしているのか。」があるから、乗り越えられているのだろうなと。知らないからこそ思い切れた(知らぬが仏、ハードルを感じていたら転職していなかったかも)、ベースを低くしていると少しのことでも喜べる、ダメージが少ない(開き直りとも、気にしない、ともいえる)というエピソードも印象に残りました。発信力と、行政や自治体などにも訴えて巻き込んでいく力はアナウンサー時代のご経験、精神の賜物のようにも思いました。