つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

230521今週の読書記録

おはようございます☀

友人宅にて今シーズン初スイカ🍉一足早い夏を感じられて、とてもよかったです。

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今週は4冊です📚

「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン(著)、高橋璃子(訳)

前職友人のYさんに借りたもの。図書館で予約しようとしたらなんと500人待ちだったのでありがたや。

ひと言で表すと時間を生き物のように大事に!だから大事なことだけをやろう!という話かなと感じました。タスクリスト増やしがちな人、キャパオーバー渦中の人に特に響きそうと思いました。

時間を使うかわりに時間に使われてみたらどうだろう、というワードが一番考えさせられました。

手間をかけることや不便なことにこそ価値があるのに、無駄を省く、便利、手軽であるサービスが出れば出るほど「人間の本質」が損なわれるのではないか?不便=壊れているとか、解決せねばならぬことではないのではないか、という話も深いですよね。

ただ好きなもの、平凡で、生産性や業績から全く対極に位置するものを趣味としてささやかに持つこと。それが心を温める、本当の充実感や自由感、幸せに繋がるという話も深く納得します。

 

 

「春の夢」宮本輝(著)

宮本輝さんのご著書は先月に引き続き。

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「春の夢」は青臭く、泥臭く、たくましく生きる感じに引き込まれ、一気に読みました。宮本輝さんの作品はさりげなく教訓のような、すごく大切に思えるメッセージがさらりと流れてくるような感じがあります。

「勇気、希望、忍耐。この三つを抱きつづけたやつだけが、自分の山を登りきりよる。どれひとつが欠けても事は成就せんぞ。」が一番好きです。

 

 

「新しい口紅は寝る前に試す シンプルビューティライフ35のヒント」藤原美智子(著)

美容にスーパー疎い私でも存じ上げている藤原美智子さん。昨年引退宣言されていたのですね。何気なしに図書館で見つけた本ですが、素敵な一冊でした。

自分らしく生きていくということは、自分なりの、自分だけの「こうありたい」を宝箱に集めるように、イメージを持つということなのだなぁと。

メイクについてもたくさん書かれていましたが、大人に必要な2ヶ所のツヤ(Cゾーンと目頭の先端)、リップペンシルは意識してみようと思いました。

「体も心も固めない」のポリシーも素敵で、ピラティスを続けている藤原美智子さんに影響されてストレッチポールも復活しました(単純)!

 

 

「髪のこと、これで、ぜんぶ」佐藤友美(著)

佐藤友美さんの「女の運命は髪で変わる」は驚きとモチベーション上がる一冊で印象に残っています。

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美容院に行ったあとに読んだのですが、美容院行く前日に読みたかったな…が本音です(笑)藤原美智子さんの本と立て続けに読んだからか「結局のところ、自分らしいスタイルを持っている人が一番魅力的なんだろうな」の感想です。