おはようございます☀
写真は神楽坂のドーナツもりのふわふわドーナツ🍩☕ものすっごく美味しかったです…マツコに絶賛されるだけある。
以前ドーナツ好きを話したら届けてくれる女神(友人)現る…!の今週でした。
今週は3冊です📚
宮本輝さんの作品は伝えたいテーマやメッセージが明確な気がしてきました。「青が散る」だと「自分の命が一番大事」「責任と潔癖」「覇道か王道か」といったところでしょうか。まさに青春時代を表す小説だと感じましたが、青春とはもがきながら何がを失いながら(削ぎ落としながら)、大人に近づいていくことだと。主人公の燎平は周囲に比べてそういったものがないのをコンプレックスに感じているようだったけど、燎平もきっと失いながら青を散らせていたのではないか、と思う。再読もいいと思っています!
「ものの言いかた西東」小林隆(著)、澤村美幸(著)
教科書的に読んだ書。同じ日本語でも地域によって言葉の使い方やコミュニケーションの取り方に違いがあるよ!という話。これだけ物や人や情報の行き来がさかんになっている現状において地域の差というより、個人の差によるところが大きいのではないか?とも思ったのですがどうなのだろう。地域差というものの存在や影響が知れたのは、新しい視点で勉強になります。
「アンソーシャル ディスタンス」金原ひとみ(著)
ずぶずぶで際限なく狂っていくところが怖い、現代の短編集という感じだった。どれも女性がボロボロになっていくのだけど、特に「ストロングゼロ」が衝撃的で印象に残っている。日経新聞で紹介されていて初めて金原ひとみさんのご著書を読んだけど、他のも読んでみたくなった(怖いもの見たさ、か?)。