おはようございます☀
8/17-22でシンガポールとマレーシアに行ってきました!
シンガポールに駐在する友人家族の元を押しかける形で、数日間ご一緒させてもらったのですがとても楽しかったです。面白い写真たくさんで、見返してニヤニヤしてます。
マレーシアで盛り上がったドリアン。子どもはうちの次男三男のみ食べました。
今週は3冊です📚
「すぐ死ぬんだから」内館牧子(著)
内館牧子さんのシニア小説も三冊目に。
「すぐ死ぬんだから」の主人公ハナは外見に磨きをかける78歳。途中までは共感できたのですが、後半の事件が個人的には耐えられず辛かったです。どうしてこうも菩薩のように振る舞えるの?????と信じられない気持ちと後味悪い感じで読み終えたのですが、年の功で乗り越えられることなのか、これ。まだまだ私の感覚が未熟なのかなぁ。
「平気で生きて居る」はキーワードの一つだったと思うのですが、いい言葉だと思いました!それと「偽装」して生きていく、というのも割と納得した。
「幸福論「しくじりの哲学」」中田敦彦(著)
シンガポール在住のあっちゃんの本を、シンガポール在住の友人に借りてプールを眺めながら読みました🏖
↑ちょっと逆光&猫背ですが。笑
「前言撤回」を座右の銘にしている、という話が一番印象的でした。初志貫徹がいいときもあるし、前言撤回がいいときもあるなぁと。まして未開の地を突き進もうとしているときには「前言撤回」のほうが効率的だし自由度高くて楽しそうだなとも思いました。あ、言ってたことやめます!変えます!!と堂々と言える勇気、しなやかさも生きていくうえで大事なのではないかと。
「罪の境界」薬丸岳(著)
虐待、ネグレクト、底辺の生活、通り魔殺人。一気に読めた本なのですが負の連鎖は止まらないことを痛感しつつ、胸が痛む辛い場面も多々あり。出口のない迷路に入ってしまった感覚にもなるし、自分がこの中にいたら何もできないのではないかと思ってしまう。
タイトルにもある「罪の境界」の意味、小野寺圭一の母の言葉を知ると、どこかでどうにかできないものなのか、かなり難しそうな話だけれどと考えてしまい、やるせなさをいつまでも引きずってしまう。
上間陽子さんの「海をあげる」「裸足で逃げる」を読んだときの感覚と結構近いかも。