おはようございます☀
あちこちでイルミネーションが見られるようになりました🎄こちらは東京駅KITTEにて。上京した母と妹に会ってきましたー!
今週は4冊です📚
「家が整う、運気が変わる、望みが叶う!片づけ意識改革〜キレイにしたいなら収納術は忘れなさい!」吉村陽子(著)、谷口令(監修)
図書館に大掃除特集コーナーがあり、いくつか借りて読んでみました。こちらは収納にこだわる前に物の絶対量をまず減らす、その物はときめくものにするというメッセージ。毎日「好き」「嫌い」「ふつう」の感覚を鍛える、という言葉がとてもいいなぁと思いました。家とどんな状態にしたいか?これが片づけの出発点であり、人それぞれ、ご家庭それぞれということでしたが、私なりの答えは「一日中いてもテンションがナチュラルハイで居られる場所にしたい」です。
「脳もデスクも超スッキリ!スゴい片づけ」菅原洋平(著)
なんだか聞き覚えある…と思っていたら、菅原洋平さんのご著書は以前に読んでいました。
脳の性質も解説しながら片づけ方法をレクチャーするものですが、終盤の「仕事における「5S攻略法」」、脳のエネルギー戦略の話が特に印象的でした。
・普段の行動が、好みや癖、習慣になりやすい(ドーナツばかり食べていたら無意識に選ぶ、好むようになっていたなど)。
・不必要なものは置かない、必要かどうか迷うものは捨てる、は省エネに有効。
・50%の新しい回路開拓が、最適なエネルギー効率になる。(いつも同じではエネルギーが縮小していく、やる気出ない。新しいものが続いても疲弊してしまう。)
・よって私たちが何かに取り組むときには、新しいチャレンジを50%にとどめることが重要。
「日本人へ リーダー篇」塩野七生(著)
「戦死者」と伝えるイタリアと、「犠牲者」と伝える日本の話が衝撃。その大きなちがいは「犠牲者」には、危険が待っているとは夢にも思わない地で巻きぞえを喰ったがゆえの不幸感、不運な感じがある。「戦死者」は危険も承知の上で万が一の予測が現実になってしまった感がある、と。言葉の持つニュアンスって価値観に影響を与えるなぁと改めて痛感。
「想像力が動き出すのは、疑問をいだいたときからだ。」の一節もいい。秀才ゆえ壁に突き当たった経験が乏しい人もいれば、学業成績関係なく壁を避けてきた人もいつだろうなぁ。。
想像力が動き出すのは、疑問をいだいたときからだ。疑問をいだくのは、壁に突き当たったからである。秀才とは学業成績の良い人のことだから、これまでに壁に突き当たったことがないが、あったとしてもごくまれだった人たちなのだろう。となれば疑問をもった回数も少なく、当然ながらその疑問を解決しようとしたあげくに、想像力に訴えるしかないと思い至るまでの苦痛も、さして経験したことはないにちがいない。
職場のRさんに教わって。湊かなえさんのご著書はいくつか読んでいます。
「ポイズンドーター・ホーリーマザー」は人が死んでしまうエピソードの短編集。内容はすべてほの暗いのですが、関係者の認識違いというか、解釈ってそれぞれなんだなぁ、なんか怖い、、を体感できるお話ばかり。ミステリーっぽく、どろっとした人間味あり、短編集が好きな方にはおすすめです。