つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

231210今週の読書記録

おはようございます☀

今年9月から小学校PTAのバスケ部に入っているのですが、昨日は区内大会がありました。朝から始まった試合に始まり、夜の打ち上げまで充実した一日になりました!

 

12月、すっかりクリスマスモードですね🎄

次男が保育園で作ったリースが可愛いです🎅

 

今週は3冊です📚

「10年後、君に仕事はあるのか?」藤原和博(著)

藤原和博さんの本は3年前にいくつか読んでました。

rmoryrim.hatenablog.com

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2017年に刊行された内容に加筆修正を加えたものなので、chatGPT以前だったりで少し内容が古いかもですが。。進んでいる方向としては本当にその通り。

「正解主義」ではなく「修正主義」、「情報処理力」より「情報編集力」を養成する、「情報編集力」とはゲーム力であり発想力であり戦略性であり、遊んできた経験がとても大事。

 

エピソードとして印象的だったのは「片手で食べられるかき氷」の発想からあの「ガリガリ君」が生まれたこと。赤城乳業が最も大事にしているコーポレートスローガンは「あそびましょ。」なのだそう。あとがきに「10歳までは思い切り遊ばせよう」の話とも繋がります。

 

 

「ラッキーな人の法則」小杉俊哉(著)

日々の捉え方がとても大事、ラッキーは起こるのではなく起こすものなのです、というお話でした。各界の大物著名人の言葉もたくさん紹介されているのも、腹落ち感や想像しやすさがありいいですね。

・ラッキーな人は「フロー」の状態で仕事をしている

 

・ラッキーな人は、目的地から逆算して考える

→これはとても大事な観点!と目からウロコでした。どう転んでも、その転んだ事実を自分のストーリーの中でどう受け止めるか、活かすか。選択肢が複数あるときもそう。これは自身のありたい姿としてのストーリーがないと、上手く考えたり選んだりできないので。「正しい方向性」というのは、時間を費やして努力するにも、自分自身に自負を持つためにもとても必要だと改めて。

 

・ラッキーな人は「やる」ほうを選ぶ

後悔には「行為後悔(やらなければよかった・・の気持ち)」と「非行為後悔(やっておけばよかった・・の気持ち)」の2種類ある。

研究結果によると短期スパンでは「行為後悔」のほうが「非行為後悔」よりわずかに多い(53%と47%)。

一方数ヶ月とか数年とか長期スパンでは「非行為後悔」84%「行為後悔」13%と逆転する。私たちは過去の行為を美化する習性があるので「やらなければよかった・・」の気持ちも、時間が経てば「あの失敗があったから、今日の自分があるのだ」などと、つらくないように記憶を再編成するんですね。何もやらなければ美化も再編成のしようがないので、「やっておけばよかった・・」の気持ちはそのままということ。喪失感だけが続き引きずってしまう、と。やろう、と思ったことは、とりあえずやったほうがいいのですね。

 

・ラッキーな人は、誠実である

前述の「10年後、君に仕事はあるのか?」でも人としてのクレジットを高めることが必要、という話がありました。そのためには挨拶をする、時間や約束を守る、人の話をよく聴くべしと。こういった基礎の小さな積み重ねが、人から認められたり認められなくなったりなので、大事にすべき姿勢ですよね。

 

・ラッキーな人は、流れを見て、流れに乗る

→確実に良い流れ、悪い流れはあると書かれているのですが、これは抽象的で、具体的に傾向や対策を表せることではないと思うので、とても難しいと思いました。。

ツキを逃す行動としては

①自分の利益だけを追う

②短期的な視野で得をしようとする

③自分の「勝ちパターン」でないことをする

④過去を引きずる

なのだそうです。

 

 

「心を整える 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」長谷部誠(著)

リーダーシップの本としておすすめされていたので、読みました。とてもいい内容でした。名前の通り、誠実であることを「無意識の意識」にしてい生きてきたんだな、と思います。自分の立ち位置を俯瞰して、誰よりも熱く、インプットとアウトプットを怠らず、愚直に有言実行を積み上げている感じがかっこいいなと思います。

「運がいい」とよく言われる、ということも何度か記載あり、↑でラッキーについての本を読んでいたのでリンクしました。運がいいというより、それまでもいろいろと考えながら進めてきた、良くない事態にもしなやかに対応し「良かったこと」にしてきた、周囲への感謝と自分自身の調整を怠らなかったといった、まさに「ツキを逃さない行動」を続けた長谷部誠さんの努力の結晶のような気がします。社会人として本当に尊敬の念です。

長谷部誠さんが影響を受けた本は結構自分も読んできたお気に入りのものもあったことが嬉しく、知らない本については早速読書リストに追加しました!