つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(221127)

おはようございます☀

昨日はこちらのイベントに参加しており、小田原のエアビーからブログを書いています✍浅草〜小田原駅伝、13人で88キロ、楽しかったですねー!

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今週は3冊です📚

「ワーママはるのライフシフト習慣術」尾石晴(ワーママはる)(著)

ワーママはるさんのご著書は2冊目!

rmoryrim.hatenablog.com

 

ワーママとしての心構えがまとまっていて、とてもおすすめです。

特に印象に残っている、心から賛同しているのはこちら。

・夫婦でキャリアの方向性を決める、可処分時間を平等にして仲良く

・ご機嫌リストをつくる(お金と時間がかからない、すぐにできる、健康を害さない、後悔しない、他人に迷惑をかけない)

・20歳になってできることは幼児に教えない

↑これは目からウロコ、納得感の嵐。小さなわが子にさせるべきは先取り学習ではなく、大人でもなかなか知り得ないことを知る、体験する機会だと気づきました。

・18歳になったら子どもを社会に還す発想(以前から夫ともよく「18歳で家を出られる子に育てよう」で一致している)

・大人の学びが得られる方法は「人・本・旅」
元は出口治明さんの言葉。人と話して考えの枠を広げる、読書から古人の試行錯誤を知る、旅をして経験を積み重ねる。どれも人間の幅を広げる行為だと納得します。

 

 

 

「金持ち体質と貧乏体質」石原加受子(著)

今週も会っていた友人Sさんにおすすめされて。自分中心での意識を持つこと、自己を過小評価しないこと、不要なネガティブに陥らないことが必要と説いています。

ああこれは!と思ったのは「インパクトのある経験は、強い思い込みになる」のひと言。想像力が働きすぎて、悪い思い込みになってしまうことがよくあります。。

意識の根本を変えたい人にはいい一冊かと思いました。

 

 

 

琥珀の夏」辻村深月(著)

辻村深月さんのご著書は「かがみの孤城」以来です。

rmoryrim.hatenablog.com

 

多感な時期を「ミライの学校」で過ごした子どもたちの複雑な心境や関係や環境が描かれていて、胸が痛くなりつつ読みました。親と家で一緒に過ごす、そんなことが叶わないことって何事だろう、とも。待機児童問題、働く母の生きづらさについても触れられているのでそこもチクリときました。

宗教的なものに巻き込まれる子どもたち、彼女たちは幸せだったのか不幸だったのかはわからないけれど、信じるしかなかったのだろうなと思うとまた辛い。

以前読んだ萩原浩さんの「砂の王国」とも重なる、ずーんとした感じが消えません。