つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

240128今週の読書記録

おはようございます☀

寒くても元気いっぱいの3兄弟🍡長男が小学校で作った凧をあげながら、家の中走り回ってました💨

走り回る動画の開始画面です。笑

 

今週は2冊です📚

「知的再武装60のヒント」池上彰(著)、佐藤優(著)

佐藤優さんといえば「インテリジェンス 武器なき戦争」を4年前に読んだな〜という記憶。もう一度読んでみてもいいかもしれない。

rmoryrim.hatenablog.com

 

・45歳までの積み上げがとても大事、新しいことも積極的にやってみる

池上彰さんが週刊こどもニュースでこれまでのご経験やご知見、持ち味を存分に発揮され、目指していた解説委員にはなれないと告げられ、フリーになってさらに開花のエピソードがよかったです。一年に一度の棚卸しをして軌道を考える、というのも納得。

 

池上彰さんも佐藤優さんもものすごい量の本を読まれている(しかも深く)!!

インプットしたらすぐにアウトプットする。家族や身近な人に話すでも。そういったことの繰り返しで自分の血肉になるし、話術も培われる。

 

・60歳や65歳からは、新しい人生を作っていくことに注力すればいい

 

 

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」pha(著)

こういう人がいる、こんな生き方や考え方もありなんだ、という価値観や選択肢の多さを紹介することで、規範意識のプレッシャーから解放される、寛容になれる人がいたら・・というphaさんの想いがとてもいいなと思いました。「知識は人を自由にする」という表し方も素敵です。プレッシャーが強くてセーフティーネットが弱い社会というのは、生きにくさがありますね。。

以前産業医の知人に「よく食べてよく寝て、孤独にならなければ大丈夫」という話を聞いた。この大丈夫=佳く生きる、心身健やかに生きる、とすると、しゃかりき働かなくとも、無理に結婚しなくとも、地位財的なものを持っていなくとも、十分可能なはずなんですよね。phaさんはシェアハウスを拠点にされていたり運営もしたり、またご友人とのつながりを大事にされているエピソードもたくさんあったり、「孤独にならない」ことも無意識の意識からかとても大事にされている印象がありました。

 

今週読書していて、池上彰さんが「読書は人生の旅」と書かれていて、そうだよなぁ!と共感。自分は自分の想像力や日々の中でしか過ごせないので、他の人の世界観や経験談を得られる読書はまさに「人生の旅」です。

一方phaさんは「本はすごくコストパフォーマンスが高い暇潰し」という。これもわかるなぁ。モノよりコト消費の流れですが、コト消費の中でもダントツでコスパ高いのではないでしょうか。ただ「誰かと」という共同面では弱いので「ソロ活動としての暇潰し」としては、という注釈付きかなぁ。

「人生の旅」と表したり「暇潰し」と表したり、面白いですよね。私にとって読書は「活字試し」ですかねぇ。写真や映像がない、文字情報だけのインプットで分かったり、世界が想像できたり、他人に親しみを持ったり反感を抱いたり、って、よく考えたらすごいことだと思ってます。自分の語彙や想像力や気力がないと成り立たないことなので、引き続き楽しんでいきたいです。