つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

231029今週の読書記録

おはようございます☀

朝起きてブログを、、と思ったらすごく大きな虹が見えました🌈

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なかなか見ることないですよね〜嬉しくなりました!

 

今週は4冊です📚

「世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術」水野学(著)、山口周(著)

山口周さんの本は約2年前に読んでました。

rmoryrim.hatenablog.com

 

文明をつくる仕事か、文化をつくる仕事か(=役に立つ仕事か、意味のある仕事か)という分かれ道や、具体例(ヨーロッパの貴族文化の馬車からきた自動車、移動手段として発展した日本の自動車、G-SHOCKとパテックフィリップ、キヤノンとライカローライフレックス)を用いた解説がものすごく面白かったですね。世界観をどれだけ持てるかどうか、というのは個人単位でも事業単位、会社単位でもすごく重要なのだなと。意味づけと、細部へのこだわり、徹底的に目指せるかどうかは大事な観点だと感じました。

「才能って何かっていったら、結局、続けられるかどうかだと思います」という羽生善治さんの言葉の引用も印象的でした。山口周さんは「仕事選びのアートとサイエンス」で「好きと憧れを混同するな!」と仰っていますが、好きなら続くでしょうし、憧れ止まりにはならないはず。その心持ち=才能ということなのであれば、自分が呼吸するように続けられていることを探すこと、究めていくことが才能発見の近道になりそうです。

 

 

「実践ポジティブ心理学 幸せのサイエンス」前野隆司(著)

先週に引き続き前野隆司さんのご著書です。興味深い情報がまたたくさんありました。

・ポジティブ感情とネガティブ感情の比率が3:1であれば、人生のあらゆる面が好転していくという研究結果がある

この比率については議論あるそう。ただ言えることは100%ポジティブでいる必要はないが、ポジティブ>ネガティブであるよう努める必要はある。

そのために「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」で紹介されていたカレンダー◯✕法や3goodthingsを書き出す取り組みってものすごく効果あると思うのですが、私はなかなかトライできておりません。。一日の振り返りなので夜やるのがいいのですが、朝型人間ゆえ夜の習慣化がものすっっっっごくハードル高いということも新たな気付きでした。シャワー浴びてる時に振り返る、ドライヤーしながら考えるなど、いまあるルーティンに寄生させるしかないかな。。

 

・前野隆司さんがアメリカに留学されたとき、多様性に圧倒されたり差別を受けたりすることもあったが、多様性によって気が楽になったという話もありました。

先週読んだ「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」で、つながりの多様性(多様な人と接すること)は、つながりの数(接する人の数)よりも主観的幸福に関係する、ということを見出した人がいるという話がありましたが。
2つのエピソードが繋がって、ああなんかわかるなーと思ったのは、それぞれに幅広く、違っていることがわかるとあの人はあの人で素敵で、私は私で、と思えるようになること。変に比べたり凹んだりすることが減り、気にならなくなるというか。
私はそんな感覚を中高女子校から大学に進学したときに、さまざまな出身地から集まってきたさまざまな人たちと知り合うようになり、感じたように思います👀

 

「慈悲喜捨」を実践しよう!

特に「捨」は意識したいなと思いました。平等で冷静な心。ついさまざまな感情や好み、一時の高まりに流されたり巻き込まれたりするのですが、フラットな姿勢を心がけたいです。

 

 

「42歳になったらやめる美容、はじめる美容」茂田正和(著)

OSAJIディレクターの方の美容本。私が持っているマニキュアは9割以上OSAJI、シャンプーと香水も好きなのですが、他アイテムは未開拓です。

これ読んでクレンジング前にお湯洗顔するようになったのと、朝洗顔のときの泡をやめてみています。美容通の方はぜひ。

 

 

「男性中心企業の終焉」浜田敬子(著)

2022年10月に出たものですが、浜田敬子さんのご著書は約2年前に読んだこちらがよかったので、楽しみに読みました。

rmoryrim.hatenablog.com

 

D&I(多様性と包摂)がキーワードでしたが、コロナ禍を経てリモートワークが急速に浸透したことは、ワーママワーパパにとって良かったのだなと改めて実感しました。

時間やキャリアの主導権が自分にあると思えることや、リモートワークが「事情のある人」から「全員当たり前」に開かれたことは、働く人の心理的安全性に繋がり、個人にとっても会社にとっても良い動きになったと思います。

罪悪感の代わりに主体的な働き方感覚を得られたことは、私も体感として感じています。朝早くお仕事して、途中子どもの送迎などの用事で抜け、また再開して、ということはいくら仕事が好き、想いがあっても毎日出社ではとても叶いませんし、安心感がありません。このような個人と会社が良好な関係を築くには、自律と信頼がキーワードとありましたが、一番の工夫のしどころは業界、業種、職種問わずこの辺りなのかもしれないですね。良書でした!!