おはようございます☀
昨日は夫不在、博物館に行きたい長男、家でゆっくりしたい次男、銀座線に乗りたい三男だったので、渋谷にあるこども科学センターに行ってきました。午後は家でゆっくり(とは程遠いはしゃぎようでしたが・・)できたので、三方良しとしましょう。
科学に触れて隣のガストでお昼食べて、ふらっと入った個展でアートに触れて。
それぞれ選んで購入したステッカー、子どもたち大喜びでした◎こども科学センターも楽しかったので、是非また行きたい。
どっと疲れましたがいい一日でした。
今週は4冊です📚
「手紙屋」喜多川泰(著)
別の手紙屋を以前読みました。「手紙屋」なる人とやり取りをしながら、キャリアを考える物語です。今回の主人公は就職活動中の大学生。
四通目の手紙「思いどおりの人生を送る」での言葉が特にいいです。人は「居場所がなくなる」「どこにも所属する場所がない」という恐れが行動を起こす、消極的理由のほうが行動を起こしやすいという理屈はすごく納得です。
そのなかで人は「思いどおり」を目指すわけですが、そもそも「想い」がないと動けないよね?とも考えました。この想いがあり、それを天秤にかけたときに必要になるものを載せていく。正しい努力をすることの重要性をここでは説いていました。
五通目の手紙では法人を人と見立てて話をしています。法人を人としたらそれぞれの人生があり、信条もあり、寿命もある。会社としては「多くの人から長期間にわたって必要とされ続けること」「収入内の生活をすること」が、生きていくためのマストです。
私としては会社も人と同じように終わりがいつか来る、というところが意外と盲点でした。
「食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?」平賀緑(著)
友人Sさんに勧められて。資本主義の枠組みを理解しつつ自分の暮らしを守る、続ける、俯瞰しながら動くことが大切だと思えます。できていないことよりも、できていること、できそうなことから広げていきたいです。子どもが読書できる年齢になったらおすすめしたい。
「海外メディアは見た 不思議の国ニッポン」クーリエ・ジャポン(編)
海外から見た日本の不思議が数々述べられていました。なるほど…!と特異性に気づける一冊です。新聞の記事を読むようにさらっと読了。
「東大教授、若年性アルツハイマーになる」若井克子(著)
タイトルの通り、東大で脳外科を専門にしていた若井晋先生が59歳で若年性アルツハイマーになったお話。漢字が書けなくなる、道がわからなくなる、ATMや券売機が使えなくなる、言葉が出なくなる。奥様が著者なので常に奥様目線で書かれていますが、ご本人のみならず家族にとっても、大きな変化だっただろうと想像します。若井晋さんは昨年永眠されました。病に冒されたとき、絶望するとき(若井晋さんも死にたい、と何度もこぼしていたそう)、どうしようもないとき、自分だったらどうするだろう、何を望むだろうと想像していました。それは絶対的に味方になってくれる、小さな子どもにとって母親のような存在だろうなと思います。大人になるとそういった存在を叶えるのって難しいのかもしれませんが。認知症の家族からなる「家族会」で教わったという「ダメ三原則(怒らない、ダメと言わない、押し付けない)」も、普段のコミュニケーションでも非常に大切だと感じました。