つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

230312今週の読書記録

おはようございます☀

昨日は長男の卒園式がありました🌸

卒園式→公園あそび→育成室説明会→書類書きと、あっという間に一日が終わりましたが、いい一日でした。卒園おめでとう!

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写真は公園あそびしたときの三男です。

 

今週は4冊です📚

「1分で話せ」伊藤羊一(著)

「理解してもらう」だけではなく「理解してもらったうえで、どうしてほしい」までを伝えるのが、プレゼンのあるべき姿である。そのために必要なのはきれいに話すことではなく、相手のことと自分のことをよく考えることである。

そして考えることとは「情報を加工しながら、結論を導き出すこと」というのが、最も学びになりました。考えると悩むことは全く違う、という主張も納得します。

ストーリー作りはいわゆるSDS、PREPですが、意味が通じるか(ロジカルであるか)も注意したいところ。「〜だから、〜である」の論理があるかもごまかさずに考えたいですね。

 

読んでいてハッとしたことですが、要らない言葉を口語的に使っているなと反省しました。基本的に、先に述べた通り、〜の観点で、〜を念頭に置きetc. こういった枕的な言葉があると話すほうは余裕ができてやりやすいですが、聴きやすくはないので直したいと思いました。キーワードはスッキリ・カンタン!

 

最終的には本当に伝えたいことがあるか、という話になってくる気もします。著者の伊藤さんは何百回とプレゼン練習をして、ここまで来られている。できることを全てやりきる、という姿勢が最も必要なのではないか、とも。

 

 

「悪意」東野圭吾(著)

加賀恭一郎シリーズ、最後にいろいろ明らかになる感じがスリリングでとてもいい感じだった。個人的にはなんで…?という疑問も残るけれど、それもそれということで。最後まで作り込まれた東野ワールドに取り込まれました。

 

 

「眠りの森」東野圭吾(著)

こちらも加賀恭一郎シリーズ。複雑な事情、真犯人が最後までわからなかった。一見優雅で美しく見える世界も、いろいろあるなぁという感想。面白かったです!!

 

 

「職場で、人前で自分を出せない人のためのブレイクセルフ 自分を変える思考法」伊藤羊一(著)

「1分で話せ」がいい感じだったので、引き続き。行動力が物を言うのかな、というのが一番印象的だったこと。

 

恐怖心や劣等感を抱いたときは言語化してみよう、というのも印象に残っている。やはり表しにくいこと、話しにくいこと、聴きにくいことを乗り越えてこそ、成長が可能なんでしょうね。

 

「めちゃくちゃ」なキャリアがつながった瞬間の章を読んで連想したのは、朝井リョウさんの「武道館」を読んだときに書いたこのようなこと。

rmoryrim.hatenablog.com

 

何よりこの本のテーマは「選択の正しさ」だと思っているのですが、うるうる響いてきて「自分だけの正解」ってなんなんだろうな、と。

正しい選択なんてこの世にない。たぶん、正しかった選択、しか、ないんだよ

 

何かを選んで選んで選び続けて、それを一個ずつ、正しかった選択にしていくしかないんだよ

 

正しかった選択にしようね

 

自分だけの正解を持ち寄って、また

 

結局のところ、不確定要素あるなかでも選んだもの、決めたことに対して「正しかった選択」「いいと思えるストーリー」にするしかないんだな、と。

 

伊藤羊一さんがあらゆるフィールドで活躍するスター、大物と呼ばれる人たちと接点を持つようになり「みんな同じ人間なんだ」と積み重ねて思えた話も興味深い。その実感が自信を培い、主体性も強化されたのではないか、と思う。幼少期に、それに限らず大人になっても成長するために経験すべきは、こういった実感の積み重ねですよね。