おはようございます☀
昨日は大きな公園に行きたい長男、水族館に行きたい次男、電車好きな三男のリクエストに応えるため、2017年ぶりの葛西臨海公園へ。
葛西臨海水族園を楽しんだり。
2017年ぶりに「ダイヤと花の大観覧車」に乗ったり。(長男今と全然違う、ふわふわでかわいいー!)
「警報級の大雪に注意」の前日と打って変わって、暖かい一日でした。
今週は4冊です📚
加賀恭一郎シリーズですね、読書好きの方々に教わりました!「麒麟の翼」前で死に絶えた男性、その謎を解き明かして見えてくるものが最後ちょっと切ないというか、大人の嫌なところが見えたりしますが、一気に読める面白さでした。東野圭吾作品はこのテンポとか、最後の最後までわからない、わかったときの驚きがあるのが楽しいですね。
「三千円の使いかた」原田ひ香(著)
お金の使いかた、考え方、置かれた環境がそれぞれ異なる人々の短編集。どれも「ああわかるなぁ」という感じがして、生活の仕方やお金の使いかた、人付き合いをいろいろ考える一冊。最後の解説にありましたが、「他人は他人、自分は自分」とあなたは心の底から割り切れていますか?が全てな気もする。
「少女は卒業しない」朝井リョウ(著)
廃校になる高校の卒業式、が舞台の短編集。「桐島、部活やめるってよ」よりも女子寄りで、淡さ、甘酸っぱさがある感じです。文章がキラキラしていて、繊細なのは朝井リョウさんだからなのかなぁ。
「武道館」朝井リョウ(著)
武道館を目指す、女性アイドルグループ「NEXT YOU」が主人公の話。対価を支払って選び取ること、そこにその人らしさや選ぶ責任があり、思考や満足が生まれること。思ったのと違うと怒ったり反省したりできること。いろんなことが変わっていくこと。
何よりこの本のテーマは「選択の正しさ」だと思っているのですが、うるうる響いてきて「自分だけの正解」ってなんなんだろうな、と。
正しい選択なんてこの世にない。たぶん、正しかった選択、しか、ないんだよ
何かを選んで選んで選び続けて、それを一個ずつ、正しかった選択にしていくしかないんだよ
正しかった選択にしようね
自分だけの正解を持ち寄って、また
朝井リョウさんの作品は今のところ「正欲」「何者」「武道館」がお気に入りですが、どれもこういったところを訴えているような気がします。