おはようございます。
GWもステイホームのわが家です。夫が休日なのが有り難い、子どもたちも嬉しそう。
先日電気について考えてみた私ですが、
読んでくれたYちゃんがこの記事を教えてくれました。実践者の実体験に勝るものはないですね。
この自粛期間、浮き上がった時間を創作活動に充てている人も多いのではないでしょうか。
ちなみに富澤商店オンラインショップで製菓材料を買おうとしたら、受注制限中でした。子どもが家にいる、時間がある、なるべく家に、となったら、菓子でも作りたくなりますよね~。
私たちの生活は日に日に便利になり、
自分で考えなくても、手足を使わなくても、工夫しなくても、
自分は何も変わらないのに(むしろサボっているのに)快適な生活が手に入る。
生産性の高い機械、かしこいスマホやAI、優れた物流システム、
お金を支払いさえすれば自分でするよりずっと時短で高品質な何から何までのサービスなどなど…
怖いなと思うのは、こういったものに依存するしかない自分になってしまったとき。
風邪を引いたから医者に行く、言われた通り薬を飲む、だけじゃなくて、
きちんと症状を説明できて、処方された薬のことがわかって、無理してた自分や気になる生活習慣を見直せるかどうか。
依存体質はその対象物に生かされも殺されもする、振り回されて逃げられなくなる、気付けばどう頑張っても断ち切れない関係になっている、と思うと恐ろしくないですか。
脱線してしまったけれど、自分でやってみる、創ってみる、は自立/自律時間、依存しない自分でいられる時間だとも思うのです。
それをめんどくさいと思うか、面白がれるかはその人次第ですね。
さて今週の3冊をさくっと。ブックオフで掘り出してきました。
「へこたれない UNBOWED」ワンガリ・マータイ(著)、小池百合子(訳)
MOTTAINAI、グリーンベルト運動、ノーベル賞で有名なワンガリ・マータイさんの自伝。訳者は小池百合子都知事。
腐敗した相手(国だったり組織だったり個人だったり)に対して、知的な抗議を続け国民の目を覚ましていった、勇敢なリーダー。悪くないのに刑務所に入れられたり殺されそうになったり、ここまで壮絶な人生を見ると自分の人生も頑張りも悩みも、全てがちっぽけに思えてくる。
不遇続きのなかここまで頑張れたのは、彼女自身のほっとけない思いやりの厚さ、それをすぐに実行に移す勇気(行動せずにいられない性格?)、支援者やファンを巻き込み増やしていくキャラクター、これらだったのではと感じた。
一人でできることは限られる。自分の能力を伸ばすことと同じくらい、協力者の存在は心身を強くするものだと思う。
「他力」五木寛之(著)
「積極的その日暮らし」落合恵子(著)
この二冊はさらさらっと。自分だけではどうにもできないこともある、全てを背負いすぎなくて良い、流れに任せてしまうことも大事ですよ、と聞こえてくるような二冊でした。
お題「#おうち時間」