つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(190603)

おはようございます。

 

「捨てる!」技術」辰巳渚(著)

「あなたを変える家事塾300のメソッド」辰巳渚(著)

義母に勧められて知った辰巳渚さんの本を読んでみました。

 

rmoryrim.hatenablog.com

 

「捨てる技術」は辰巳さんの著書で一番有名なものですが、元々我が家は物が少なく(遊びに来てくれた人ならわかる)、夫も物を極力持たない人(夫と話したことある人ならわかる)、一応掃除好きな私(これはあまりわからないかも)、来客も割と多いので実践済みのことが多く、新しいインプットは正直なかったように思います。

ネガティブに語られやすい「捨てる」という行為について、肯定的に前向きに有意義に書かれていますし、その方法についても丁寧に指南しています。物が多く片付けの心構えや方法がわからない方には、読みやすく実践しやすい一冊と思いました。

「あなたを変える家事塾300のメソッド」も、私自身家事(炊事、掃除、洗濯)についてあまり悩んでいない現状なので、ザーっと読んで新しく得る、というか猛烈に感心して明日から取り入れたいものはありませんでした。新米主婦、家事に苦手意識やモヤモヤがある人、自信がないとか課題を抱えている人には良いかも、といった印象です。自分では思いつかなかったアイディアもちょこちょこ載っていて、たとえば「おばあちゃん家に行くときなどに子ども用のエプロンを持っていこう(お手伝いをする)」は早速今度実践したいなと思いました。

 

 

「へたおやつ 小麦粉を使わない白崎茶会のはじめてレシピ」白崎裕子(著)

友人何人かにおすすめしてもらって、図書館で長らく待ってようやく届いたレシピ本。届いた時点で、区内でまた10人以上待ちでした。なかなか手元に届かなくてものすごい人気なんだと首を長くして気になり続けていたのですが、最近気付いたことが一つ。

「へたおやつ」は白崎裕子先生のもので、その白崎先生の「かんたんお菓子~なつかしくてあたらしい、白崎茶会のオーガニックレシピ~」を、オーガニックもヴィーガンも全く意識していなかった4年前に購入していました。最近あまり見ていなかったのですが、このレシピで作ったお菓子も乳卵は使っておらず、これまでチャレンジしたものはすべて割と簡単で美味しかったです。

「へたおやつ」も即購入しました!!!というのも、どれもこれも作ってみたいものだらけで。そして極めつけは、昨日このレシピで作ったチーズケーキが簡単で、ひっくり返るくらいチーズ風で、乳製品も卵も使ってないのにマジで美味しかったから。夫も私もチーズケーキは割と好きだったのですがこれまでチーズ風を出すの、苦戦していたんです。。。チーズタルトを作ったつもりが味噌タルトになってしまったり。同じく苦戦しているという近所のお母さん友達のMさんと、2歳の長男とKくん、0歳の次男とRくんを遊ばせつつわが家で作ってみました。昨日は朝から公園遊び→近所のインドカレー屋でランチ→午後はお菓子作り(キッズはクッキー作り)と、2男児を抱えてフルコース。夫が終日不在でいわゆるワンオペデーだったので、一日の終わりには泥のように眠りました。


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「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」佐藤航陽(著)

これも予約して半年ほど、かなり待ちましたね、、、予約した当初150人待ちとかで。会社の同僚(最近退職して独立)KYが教えてくれたものです。これからの生き方を考える、自分をブラッシュアップする、子どもたちが(もちろん私たちもですが)遭遇する未来を考えるための材料として、読む価値はあると思います。

最近私なりに、経済学とかよくわからないけどこれまでの資本主義では立ち行かない時代が来ているなとか、生産物と消費物をお金でやり取りする、お金があればなんとかなる世の中じゃないとか、お金以外で測られるべき価値があるはずだとか、資本主義の世界から抜け出したいなとか、、、なんていうんですか。語弊を恐れず言うと、資本主義の中にどっぷり浸かっている自分に危機感や嫌悪感を持っています。

モヤモヤが消えたわけではないけど、経済活動が発展するために必要な要素、自然の中に社会があるという感覚が間違っていないこと、自然界で起こることと経済活動はかなり似通っていること(これが個人的に一番勉強になったこと)が初めて知れて勉強になりました。

経済圏が、物事がうまく回っていく仕組みが複雑に分散化していく中で、今までのルールに囚われて思考停止することなく、柔軟に対応できるよう、選べるようになりたい。ビットコインすらなんぞや?状態の昭和生まれの私ですが、そのときのベストを考えることを習慣づけながら、平成生まれのキッズと一緒に学んでいきたいです。