おはようございます☀
先週末は那須高原に行ってきました!気温20℃という涼しさ。コテージでゆっくりするプラン。布団の寝心地が微妙で翌朝「背中痛い」「あまり寝れた感じしない」という声が聞こえたのが残念でしたが、夏休みっぽくて楽しかったです◎
那須といえば、卯三郎さんのお餅(写真はあんころ御膳)と、御用邸の月が個人的に大好きです。
さて今週は3冊です📚
「女は服装が9割 なぜか大切にされる人のルール」吉村ひかる(著)
最近では迷わず夫の会社のポロシャツばかり着ていて、おしゃれする頻度がぐっと減っているのですが(汗)
センスとしてのおしゃれだけでなく、印象管理や「どう見せるか」の主体的な意識、投資の発想で服を選ぶこと。扱い方やメンテナンス、振る舞い方や姿勢など、ただ服を買う、着るだけじゃないのだな〜と考えます。
「わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学」マルクス・ガブリエル(著)、大野和基(インタビュー・編)、月谷真紀(訳)
コロナ禍で、多様性が大事と言われる世の中で、どうしましょうというインタビューです。SNSとの付き合い方、「他者を動物として捉えた(非人間化)ときに分断が起こる」、「みんなが勝てる議論を目指す」というところが特に印象に残っています。
自己にも他者にも尊厳を持って、尊重して、といったところでしょうか。
「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」梅田悟司(著)
「世界は誰かの仕事でできている」(ジョージア)、「バイトするなら、タウンワーク。」(タウンワーク)を考えた方なのですね。育休を4ヶ月取得して感じたことをTwitterに投稿したらバズったのだそうです。
育休を4ヶ月取得して感じたこと
— 梅田悟司/『名もなき家事に名前をつけた』9/17発売! (@3104_umeda) 2019年4月11日
・授乳以外は男性もできる
・子ども慣れしてないは甘え
・子育ては2人でやってちょうどいい
・名もなき家事多すぎ
・育児での凡ミスは死に直結
・24時間、緊張状態が続く
・会話できる大人は命綱
・職場の方が落ち着く
・仕事の方が楽
・仕事の方が楽
・仕事の方が楽
これとか。わかりすぎる。
命名された全家事にがツボで、漫画付きで、クスリ笑いが止まりませんでした🤭
わかりすぎた、特に笑った厳選家事はこちら。
- 開閉地獄(ゴミ袋の口をきつく閉めた後に新たなゴミが出て、きつく閉めたことを後悔しながらどうにか開ける家事)
- おまかせできないモード(電子レンジのおまかせモードにおまかせできず右往左往する家事)
- 大掃除頼み(10月を越えるとどこを見ても「大掃除でなんとかしよう」と問題を先のばしにする家事)
- ロス疑惑(残しておいたお菓子が見つからず、「あいつ!」と家族の顔がよぎった瞬間に無事に発見され疑ったことを少し反省する家事)
- 直角回転(「川」の字で寝ていたはずなのに、子どもの寝相が悪くいつの間にか「H」の字になっていてまた「川」の字に戻す家事)
- 待ち人来たらず(子どもがダダをこねるから「先に行くからね」と突き放すものの曲がり角を曲がったところでしばらく待つ家事)
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アンガーフルネス(今日は絶対に怒らないと固く誓った直後に、どうでもいいことで自己嫌悪に陥る家事)
名もなき仕事、家事、育児で世界は回っていると信じて疑わない私ですが、書き出したらきりがなくて、無限に出てくるものだと改めて感じました。言い出したらきりがないよ〜と諦めるのではなくて、「見ようとする努力」と「一つひとつの感謝(心の動き)」が、完璧にこなすことよりもずっと大事なことではないかとも。
この本を読むと「私もあなたも、みんなも、頑張ってるよね!偉大だ!!」という自己肯定感のようなものも感じました。こういうのも必要な感覚かもしれません💡