つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

230416今週の読書記録

おはようございます☀

先週末は少し久しぶりにレンタカーして、公園3はしごしました。

晴海ふ頭公園→若洲海浜公園→一時帰宅してお昼ごはん→大島小松川公園と。八重桜がまだたくさん見られて楽しかったです🌸

 

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写真は晴海ふ頭公園で見つけた四つ葉のクローバー🍀

 

今週は2冊です📚

「どこでも誰とでも働ける 12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール」尾原和啓(著)

企業の寿命が縮み、人が働く期間が伸びれば、自ずと転職や複業は身近なものになる。その中でどんな風に働き、生きる知恵をつけ、立ち振る舞ったらいいのかというエッセンスが詰まった書です。

これができる、これが好きを深めていくこと。これからの仕事の原則はPDCAではなくDCPA(とにかくどんどん実行、あとから軌道修正。失敗してもいいと割り切れるかどうかも重要。)。「始まりの場所」にいることは大きな強みになるのですが、0→1は不安定で孤独で先が読めないので、そこに飛び込むって勇気がいることなんですよね。それこそ、この先あるかもしれない失敗を割り切れる度量があるかという話。子どもが子ども時代に一番学ぶべきは、失敗なのではないかという気すらしてきます。業界と職種を交互にスライドする、企業を大小スライドする方法もある、という話もなるほど、、でした。

 

 

超訳 ニーチェの言葉」フロードリヒ・ニーチェ(著)、白取春彦(翻訳)

知人に薦められて読みましたが、示唆に富むいい内容でした。時間を空けてまた読みたいですね。

初めの一歩は自分への尊敬から

自分を尊敬すれば、悪いことなんてできなくなる。まずは自分の行動や考え方を尊敬しよう(その観点で自分を見たことなかったかも・・)。

 

いつも機嫌よく生きるコツ

自分がなしたこと、自分が産みだしたことが人の役に立っていないと感じることが、不機嫌の大きな理由。ご機嫌に生きたいなら人の助けになるか、誰かの役に立つことだ、とのことで。大人になったら仕事をするというのは、ご機嫌人生に一役買っているというか、理にかなっているんだなぁと思いました。

 

仕事はよいことだ

職業はわたしたちの生活の背骨になる。背骨がなければ、人は生きていけない。という言葉も刺さりますね。悪からも遠ざけ、くだらない妄想をすることもなくなり、ほどよい疲労と報酬を得られる、と。以前「ついつい間食してしまう」とストイックな友人に相談したらグサリと「時間があるからでしょ?」と言われたことがあるのですが、時間は持て余さないほうがいいのかもしれません。

 

人生を行くときの手すり

私たちが小さな子どもとして生きていたとき、親や教師や友人知人が「手すり」となり、安心感や保護を与えてくれた。手すりなのでよりかかって完全に助けにはならないが、心の大きな支えにはなっているという表現はすごく納得。私は大人になったいまでも手すりを必要とする場面が多い、頼らせてもらう存在のような自覚があるのですが、いつか誰かの手すりになれた日、なれる日が来るのだろうか、、も考えます。

 

いつかは死ぬのだから

私が一番好きなエピソードはこれでした。死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。いつかは終わるのだから、全力で向かっていこう。嘆きわめくことなんか、オペラの役者にまかせておけ。と。

 

よく考えるために

人づきあいをすること。書物を読むこと。情熱を持つこと。どの一つを欠いても、まともに考えることなどできない。というのを読んで、ハッとしました。。

 

おじけづいたら負ける、悪人には自己愛が足りない、愛と尊敬は同時にはもらえない、も興味深かった。愛は包み込むもの、尊敬は一定の距離や区別を持って見上げるものであるから、同時に成り立つはないのかな…と。ほどよい距離と愛とリスペクトを持って、敬愛という(言葉で表すのは簡単ではあるが)関係性が意識的に持てたらいいのかなぁとも。愛とリスペクトの感覚を持って自分として接している人が、私には何人かいます。