おはようございます☀
GW明けの一週間、おつかれさまでした!
GW終盤に汐入公園でピクニックしようとしたら雨に降られ一時間ほど雨宿り、その後貸切状態になりました(大人気の公園なのでこんなことありえない)。写真の中に長男次男三男写っています。
私は毎日一万歩以上歩くようにしているのですが、15000歩を超えてくると疲労感が大きい。。初めてウォーキングシューズを買ってみました👟
ソールが分厚く(重くない)、つま先がぎゅいんと持ち上がってて歩きやすいです!
今週は3冊です📚
先月読んだ「最高齢プロフェッショナルの教え」で、アンパンマンがブレイクしたのは69歳のときと知り興味をもったやなせたかしさん。
やなせたかしさんの言葉の数々をピックアップした一冊。とにかく生きてみる、チャンスを見逃さない、運は自分の日頃の行いから作るのだという人としての強さも感じますが、人の喜びの本質は貢献性である、悲しみがあるから喜びもある、絶望があるから希望があるといった、強さでは表せない、人生観も読み応えがあります。
「正義と善悪」の章を読むと、アンパンマンへの見方も変わります。やなせたかしさん自身が献身と愛だけが不変の正義だと知っているから、アンパンマンは自分の顔をみんなにあげる。正義の味方はかっこよくある必要もなく、傷つくことを覚悟している。悪人を倒すことではなく、弱い人を助けることに徹するし、悪人(バイキンマン)を叩きのめすようなことはしない。敵だけど味方、味方だけど敵の関係を保っている。菌(バイキンマン)がないとパン(アンパンマン)は作れない、という関係性に気づいたとき、おぉーーと感心したものです。善悪の共生、というのは個人の中でも誰かとの関係性でも、必要な見方です。
「幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ」岸見一郎(著)、古賀史健(著)
先週読んだ「嫌われる勇気」の続編。「嫌われる勇気」を実践してみたけど上手くいかないじゃないか!と青年が哲人に不満の殴り込みにくるところから、場面はスタートします。
アドラーはやはり難しい、理解と実践と想像力が試されるなと痛感中。。言っていることはなんとなくわかるのですがまとめたり理解し自分なりに伝える段階には至ってないので、もう一度読んでいるところです。
・宗教と科学の違い(物語があり、その中で終結しようとするのが宗教。哲学走らないことを知ろうとする、生きる態度で終わりがない。)
・教育とカウンセリングは近い、どちらも「自立」を援助するものである
・尊敬から始めよ。その人自身を見るとは、他者の関心事に心を寄せることである(共同体感覚)
・「悪いのはあの人」「かわいそうな私」でなく「これからどうするか」の視点で考えられたら、この世界にはほんとうの意味での「過去」は存在しない。
・叱ってはいけない、褒めてもいけない(これが難しいと思った)
・褒章が競争を生む、競争より協力(正直なところ競争の善し悪しがわかっていないです)
・不完全な状態で生まれて、自らの「不完全さ」を経験する子どもは、原理的に劣等感を持たざるをえない。
・分業社会では「利己」を極めていくと、結果としての利他につながっていく
・愛とは「二人で成し遂げる課題」である
・自立とは「わたし」から脱却し、利他的に「わたしたち」の幸せを築き上げることである
・運命の人などない、愛とは「決断」である
「民王」池井戸潤(著)
こちらは楽しく読みました(一日で)!政治が舞台で、ドラマ化もされているのですね。池井戸潤さんに珍しくちょっとありえない、現実から離れた設定だなと感じました。個人的な感想ですが伊坂幸太郎さんを読んでいるような錯覚に陥りました(笑)