つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210704)

おはようございます☂

今日も朝からしっかり降っています。今週は三兄弟元気に登園、夏祭りも楽しめたようで何よりでした。

 

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長男が保育園のお店屋さんごっこでお買い上げしたもの。プレゼントとしてもらったのですが、折り紙でここまでできるのですね🌹すごい…!

 

今週は3冊です。

「「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分を作る本」小野寺敦子(著)

小野寺先生とお話することがあり、ありがたいことにご著者ご本人からいただきました!ポジティブ心理学がよくわかる一冊で、キャラクターもとても可愛いです。日常についてのチェックリストが多々差し込まれているので、自分自身の点検にもってこいです。

決して完璧でない、時としてだめな自分を自分自身が認めながら、元気に程よくストレッチするためには、丸ごと話せる自分でいることも、丸ごと話せる他者の存在も必要です。たくましく生きるとは、そういう柔らかい自分でいられるか。矛盾するようですが、強いとは柔らかいこと。そのバランスを絶妙に図りながら毎日を歩いていけるか、生きていくことができるかどうか、そこに楽しみはあるか。とても大切な意識だと感じました。

 

 

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」帚木蓬生(ははきぎほうせい)(著)

ネガティブ・ケイパビリティという言葉に初めて触れました。「わからないことを味わう」、答えを求めすぎない姿勢、といったところでしょうか。最近の流れと逆を行く考え方かもしれませんが、だからこそ息抜く、生き抜くために今知っておいて損はしない考え方だと思います。

なんとかしているうちに、なんとかなる。目薬と日薬(目をかけること、時間をかけることが解決となること)。振り返れば納得できる、実践的な考え方です。

「運・鈍・根(運に委ね知識を深め根気強く待つ)」、「不寛容の行く先が戦争、平和を支える精神こそが寛容」という素晴らしい考え方の概念も感じることができました。

誰かのくしゃみに対して「ゴッドブレスユー!」と応えることも、その体現かもしれません。くしゃみが何なのかわからないけど、いいことあると良いね!って、素敵なやり取りだなぁと。

 

 

坂の上の雲(六)」司馬遼太郎(著)

ゆっくり読み進めて、なんとここまで来ました!ふわっと現れた明石元二郎が、堂々とした大物感、強気な感じですごいんですよ。ロシアに大革命を煽り立てていきます。事実とドラマ(人柄や感情)が合わさっているところに、面白みがありますよね。気付けばもう後半戦、引き続き楽しみたいと思います。