つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210321)

おはようございます☂

PCを新調しました。新しいキーボード、マウスなし作業に私が慣れませんが、PCの動作は非常にスムーズです◎

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今週は4冊。

アサーションの心 自分も相手も大切にするコミュニケーション」平木典子(著)

アサーションとは自他尊重のコミュニケーション。自分の気持ちや要望を主張しつつ、相手のそれらについても聴くことを意識する。そのためには「ものの見方は自分で変えられることを知る」「自分の感情に気付く」「感情と要望を正しく伝える」「相手を思いやる」ことが必要。伝え方の手法、DESCL法というのが非常に参考になりました。

D(Describe描写)、E(Express,Emphasize自他の気持ちを表現)、S(Specify特定の提案)、C(Choose選択)、L(Listen聴く)の頭文字を取ったもの。ケーススタディ元に説明されているので、一貫してわかりやすいです。

 

 

「すぐやる力 やり抜く力」児玉光雄(著)

これは非常に、非常に面白かったです!良い習慣を身につけて目標達成したい人におすすめ。スポーツ心理学を専門にする方の著書なので、超一流のスポーツ選手の言葉や考え方が引用されているのも読んでいて楽しい。

大きなことを成し遂げるためには、小さな積み重ねに尽きる。小さな積み重ねをするにはアメとムチを自分の中に持っておくこと、3日やって1日休むゆるさ、上手くいかないと分かったらやめる潔さが必要。コンフォートゾーンから一歩抜け出すことに慣れる。やっぱり朝行動するスタイルが一番効率的。

 

 

影との戦い ゲド戦記1」アーシュラ・K.ル=グウィン(著)、清水真砂子(訳)

これは楽しむように読んでみたのですが、私はあまりこのジャンルが楽しめるタイプではないようです。。。大賢人がゲドを諭したこの言葉、なるべくこうならないよう意識せねばと。「そなた、子どもの頃は、魔法使いに不可能なことなどないと思っておったろうな。わしも昔はそうだった。わしらはみんなそう思っておった。だが、事実はちがう。力を持ち、知識が豊かにひろがっていけばいくほど、その人間のたどるべき道は狭くなり、やがては何ひとつ選べるものはなくなって、ただ、しなければならないことをだけをするようになるものなのだ」

 

 

「道は生きている」富山和子(著)

そもそも道はなぜあるのか、どんな道があってどんな役割を果たしているのか?小学中級から読める本なので優しい論調でとてもわかりやすい。

自然の中で、人々の暮らしの中から生まれた道。地名には意味があり、道は人々の出会いと交流の場、遊び場としての機能もあったこと、そこから物流という役割が大きくなってきたこと。覚えておきたいと思いました。