つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210314)

おはようございます☀

 

写真は豆野さんから届いた椿油

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可愛いパッケージも抜群の使い心地も最高!私は肌の保湿、髪のトリートメントに使ってます◎

mameno.com

 

さて、今週は5冊でした!

大本営参謀の情報戦記 情報なき国家の悲劇」堀栄三(著)
「謀将児玉源太郎 ある名補佐役の生涯」生出寿(著)

お父さん友達Sさんからお借りしたものですが、歴史に疎い私には結構難しい内容でした。。。情報をそのまま真に受けるだけでは不十分で不利益を被ることもある。裏の情報(見えないけど存在するものを見る)も嗅ぎ取る、さらに円滑に迅速に行動する、が勝負を分ける。

 

 

硝子戸の中夏目漱石(著)

徒然なるまま夏目節、といった感じですが、軽やかには読めない重みがあります(正直に白状すると、読もうと本を開いて気付いたら居眠り…が何度か)。私は夏目漱石さんの死生観、「死を感じて生を噛みしめる」感じが好きです。人や知恵や自分やお金の重さを知った大人になると、いつも情熱的にハイテンションには生きるほうが難しいのではないかと思います。パッションやハイの裏側に、冷静さや落ち着いて熟考する時間があったり。人目につかなくてもそういったところに人間臭さがあると思うし、深みという魅力になるんだろうと思います。

 

 

「こどもを育む環境蝕む環境」仙田満(著)

広島市民球場はじめ、多くの建物設計に携わりご活躍されている環境建築家の方。twitterでフォローしている方のおすすめで、興味津々で読んでみました。最近twitterからも知らない本を教わることが多く、すごく有り難いです!広く発信されるツイートを私が勝手に拾うだけですが、どんな本でも良い、誰でも良いわけじゃない。「この分野はタイムリーに興味ある」「この方のおすすめなら借りてみよう」と、お会いしたこともお話したこともないのですが嗅覚を働かせる感じで。

この本はとても面白かったですね!私の嗅覚は健在です。笑

著者の仙田さんは子どもへの想いがあり、自然観もある建築家だなと感じました。子どものために何が最善か、を常に考えて仕事をされている。ありきたりだが、目の前の子どもが将来大人になり社会の仲間入りをする、一番期待される存在というのは紛れもない事実。だから「子どものために」という視点は忘れてはいけないし、本来もっともっと重視されるべき、えこひいきくらいでも良いのではないか、と改めて気付きを得ました。

遊びの形や環境が変わるなかでも、やはり子どもには遊びが何よりの土台になると再確認。

「廊下は走らない!」といっても子どもは走りたくなるんだから、子どもが走っても大丈夫な環境を整えたらいい。仙田さんのこの言葉が印象に残りました。片付けても秒速でとっ散らかるわが家を見ていつもキーキー言ってしまうけど、寛大に。子どもたちの快適さを念頭に置けるように努めたいです。

 

 

「ケンタッキー流 部下の動かし方」森泰造(著)

これもtwitterからキャッチしたんですよ。マネジメントに悩まれている方のツイートに、どなたかがこの本をおすすめされていて。著者はケンタッキーでトレーニングコーチをされていた方。人財育成に携わり入社2年以内の離職をゼロ、赤字店舗の黒字化など、ケンタッキーの風土改革に大きく寄与されたようです。

事前にテーマを決め全員に「褒める基準」を見せた上で褒める、という発想はなかったけど有効そう。チーム力を高めるにも「褒める基準」「叱る基準」を明確にするためにも、やはり組織のビジョンが要だなと再認識。こちらも勉強になりました!