おはようございます!
今週は珍しいジャンルの本を(引き続き全て借り物です)4冊読了しました。
「最強の経済ヤクザと呼ばれた男 稲川会二代目会長石井隆匡の生涯」山平重樹(著)
保育園のお父さん(Yさんの旦那さまSさん)から借りた本。どちらも馴染みがなさすぎて「こんな世界があるんだなぁ」が一番の収穫。
何かを決めて動くスピード感や判断力、人の繋がりや恩を重んじる姿勢はヤクザ界に限らず、見習うべきだと吸収。
異国の地で仕事をする、アウェイ感前例なきこと満載な業務は気持ちを整えることが難しいだろうな、想像もできないなと。ご自身の仕事に対する自負と、ご家族の存在に支えられていたことが節々から感じられました。
数々の修羅場を乗り越えてきた著者の「知識より知恵がモノを言う」「悲観的に準備し楽観的に対処する」「大きく構えて小さくおさめる」という危機管理の要諦は非常に響きました。
「子育て支援と経済成長」柴田悠(著)
「幼児教育の経済学」ジェームズ・J・ヘックマン(著)、古草秀子(訳)
少し前に知り合った経営者の女性から借りた本。保育園幼稚園をより活用しやすくする、そのために制度を整える、幼児教育を充実させることが経済を回す面においても子どもの心身健やかな成長においても、一番の得策らしいということが書かれています。
実際に幼稚園保育園無償化、新設保育園急増など、動きはありますよね。うちの周りでもこれでもか!というくらい保育園が増える増える…。その動き自体はとても良いことだと思うんです。
私が気になっていることは、ハコだけ増やす、では不十分、完結してはいけないということ。そこで働く人の環境、働きやすさ、保育の質まで見ていかないと。本当に子どもの幸せな時間を願い、お母さんお父さんを応援し、働く人へ感謝を持つなら(この少子化のご時世、そのうち保育園も余りだして選び選ばれるようになることを見越しても)、必要な観点だと思うのです。