おはようございます☀
わが家は一昨日、昨日と那須塩原に。
はやぶさとこまち連結のなすのに乗り、那須塩原駅ではイーストアイに運よく遭遇。
今週の読書は4冊。
「死を招いた保育 ルポルタージュ上尾保育所事件の真相」猪熊弘子(著)
保育に関わる者として知っておくべき事件かと思い一読。保育所が子どもにとって安心安全な場所であるべきはもちろんだけど、職員や保護者にとってもそうでなければいけない。働きやすさ、預けやすさ(信頼を置けるかどうか)といった観点も全てが保育の質に繋がってくる。思いの丈を伝えきれない、未熟な子どもの心と身体を預かる仕事だからこそ、大人どうしは意思疎通を怠ってはいけないし侮ってもいけない、心身が健全でないと務まらない仕事だと感じた一冊。
「自分を変える習慣力 コーチングのプロが教える、潜在意識を味方につける方法」三浦将(著)
Sさんに勧められて。習慣づけのポイントや重要性、効果がわかりやすく書かれていてGOOD!目標や目的に合わせスイッチになるような、キーとなる習慣をまずは一つ始める、頑張りすぎない程度に続けられるようになることが重要とのこと。歯磨きのように無意識に毎日やっているレベルまで来たらこっちのもの。そういえば私にとってのキー習慣、頑張りすぎず、かつ意識して毎日続けていることは起床後の筋トレストレッチですね。5月から3ヶ月ほど、定着化してきました!
「ちょいバカ戦略 意識低い系マーケティングのすすめ」小口覺(著)
タイトルに釣られて。ちょいバカ、意識低い、とタイトルの引きが強めですが内容はいたって真面目。広く受け入れられるビジネス、大衆ウケを狙うときのポイントとは、という話。納得感があり実際の事例も「なるほど~!」「ああ、この製品はこういう狙いで!」「こんなパターンもあるのね!」と面白く読めました。
金魚姫が面白かったので萩原浩さん著書第二弾。
主人公は若年性アルツハイマーに罹った男性。期待された仕事があるのに、これからも一緒に過ごしたい妻がいるのに、孫の誕生を控えているのに、全ての未来を得られなくなる怖さ、過去を失う悲しさ、現在もままならないやるせなさ、これまでできていたことが巻き戻されていく絶望感。運命に抗えない虚しさ。忘れられていく、人格の変化を目の当たりにする家族も辛いですよね。
それでも明日はやってくるし私たちは生きている。そんなときにどこに希望を見出したらいいのか、相変わらず終始丁寧な荻原さんの文章から考えさせられる一冊でした。