つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(190929)

おはようございます。

今日はもう少ししたら、貨物フェスティバル(JR貨物が主催するイベント、JR貨物の駅が開放されることがレア。貨物好きの子どもと大人で大賑わいするらしい。)に行ってこようと思います。

次男と夫は留守番、久しぶりに長男と二人でお出かけです。


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↑去年行ったときの。私は留守番だったので今日初参戦です。

 

今週はバイト、友達とお出かけ、ランニング、ジムといろいろ立て込んでいて1冊でした。

 

「個独のブログ -ある法律学徒の英語と読書な日々-」伊藤康祐(著)

ここんところ書物レコメンドをしてくれるKちゃんが、「これは絶対好きだと思うよ!」と教えてくれた本。図書館になかった旨を伝えたら、おすすめDVDとともにレターパックで送ってくれました。育児して仕事して忙しいのに有り難い…御礼にいろいろ詰め込んで(私の手作りアクリルたわし含む。笑)返却するね。

Kちゃんは20年ほどの友人ですが「私にはこれがフィットすると思う!」と、私のことを知った上で、いろいろ考えて強く言ってくれる人がいるって嬉しいなぁとしみじみ。

 

著者は21歳で急逝されていますが、国際弁護士になるという夢を抱きながら、法律、英語、読書などについてブログを残していました。

死後ブログの存在を知った両親がHPを開設、一部ブログ記事を選抜して書籍出版をしたのがこちらの1冊です。

著者とは生まれ年、出身県、大学が一緒で親近感を持ちながら読み始めました。

自分が生きる意味づけ、将来と勉学に対する高い志を、前向きな心持ちで自分の思考と言葉でここまで語れる21歳って凄いなと、読み終えたあとは惜しい気持ちと尊敬の念でいっぱいになりました。一読者として、哀悼の意を捧げるとともに、今でも才能を発揮し思考を巡らせ、安らかなる時を過ごされていることを願っております。

MissionStatementとして挙げている「私の使命は、知性と勇気によって世界をプラスの方向へと変革することである。人を憎まず、常に誠実たれ」と、この方の「自分(および近しい人々)がどれだけ豊かに生きられるか」「それ以外の人も、まあ不幸せであるよりは幸せであって欲しいよね。あと、人だけじゃなくて動物もかわいいよね。植物もいいよね」っていうスタンスが好きです。

法律の勉強をしていないので、難しい内容の記事もありましたし、勉学に対する貪欲さもいまの私からは程遠いもので、わからない!眩しすぎる!熱すぎる!というものもありましたが。

読んでいて清々しい1冊でした。HPのほうも覗いてみようと思います。