つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(190923)

また3連休でしたね。わが家は初めてふなばしアンデルセン公園に行ってきました!


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トリップアドバイザーで日本のテーマパークで第3位、USJより高評価らしいです。

ロング滑り台、アスレチック、じゃぶじゃぶ池と、お弁当持参で朝から大満喫しました。

 

 

さて、今週読んだのはこの2つです。

1Q84村上春樹(著)

文庫本6冊の長編小説でしたが、一気に読みました!あまり書くとネタバレになってしまうけど恋愛、推理、SFが良い配合で混ざっていると感じました。

私が知っている現実とはかけ離れた設定や、自分と共通点がなさそうな登場人物を通してでも、文字を通じて生き方や人間らしさ、感情に共鳴できること。不思議だし、小説を読む人に与えられる楽しさだと思っています。

村上春樹作品を読んでいると、必ずと言ってよいほど性的なシーンが入るじゃないですか。いやらしいつもりはなく、こういう男女の交わり、関わりは一動物として生きる上で、自分が思っている以上に重要な意味がある、論理ではなく本能が求めるものなのではないかと感じたり(ここのところ立て続けに読んでいるので、ムラカミワールドに浸されているのかもしれません)。

感想のひとつとして、その辺りを夫に伝えようとして、語彙の乏しい口から出た言葉が「動物的なワイルドライフ」!

言いたいことはまぁわかるけどさ、そのチョイスすげーわ、と笑われました。

 

 

「檻の中のライオン」楾大樹(著)

憲法の入門書、100頁ほど、さーっと読めるけど要点を捉えていて、わかりやすい良書と思いました。国家権力をライオン、檻を憲法に例えています。集団的自衛権、緊急事態条項、特定秘密保護法が何を意味するのか、何が危惧されているかといったことも、恥ずかしながらようやく理解できた気がします。