つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(190916)

こんにちは。

3連休は大きなお出かけもなく、

土曜日→保育園のお友達家族が我が家へ(男児4人集合!)、わーきゃー遊んだり親は話し込んだりお菓子作ったり。

 

日曜日→片道2キロ弱歩き、息子お気に入りの公園へ。保育園でよく行くらしいのですが、長男が立派に道案内してくれました。

朝9時から午前中フルに遊んで、午後は一家撃沈(深い昼寝)。


f:id:rmoryrim:20190916084625j:image

この滑り台、大人が滑ってもスピーディーでスリリングで楽しかった!真ん中の平坦に見えるところで身体がやや浮きます(笑)

 

月曜日(今日)→夫と長男はお弁当を作って、初めての地下鉄博物館へ。私と次男は家でまったり。

 

今週は本3冊と、「12人の怒れる男」という洋画を観ました。殺人容疑の少年を有罪(死刑)にするか無罪にするかを、12人の陪審員で決めるという映画です。11人が「有罪」を支持するところから始まります。生かすか殺すか、人間の生き方を他人が決めていいものか、果たして法律がどこまでカバーしているのか、揺れ動く議論を見ていると常識と言われることがわからなくなります。書き出すと止まらなくてノートはびっちりだけど箇条書きするとこんな所感。

・「事実」を誤って取り込むこと、「解釈」が偏ること、どちらも危険だが十二分にあり得る

・一人でできることをする

・人は信じられなくなると怒り出す
・同調していると気になっていたことも言えなくなる
・偏見は根強い(一度偏見を持たれると挽回が難しくなる)
・声色などノンバーバル面の及ぼす影響は大きい

 

 

「遺体 -震災、津波の果てに-」石井光太(著)

東日本大震災発生後の3週間ほど、釜石で遺体がどのように発見され、搬送され、身元確認され、葬られたのか、関係者の様子や言葉で綴ったノンフィクション。その日を生きるのに必死だったこと、生きている人と遺体の境目、生死を隔てるものが虚しくなるほど薄かったこと、生かされる者の生きる意味…悲しいとも重いとも辛いとも正確に言い表せないけれど、生きることを考えさせられた一冊です。「マチのために」と、歯を食いしばれる「マチ」があることが、あの時何よりの強みになったんじゃないかと考えました。あの世には何も持っていけないし、いつその日が訪れるかわからない、それでも何を見つめて何を得て何を想い生きていくのか。

 

陽気なギャングが地球を回す伊坂幸太郎(著)

普通に笑えてドキドキしながら、さらさらっと楽しめる小説です、テレビを観る感覚で(わが家テレビないですが)。個人的には久遠の、自然界と自分たちをごく自然に重ね合わせる考え方が好きです。

 

「幸福の習慣」トム・ラス(著)、ジム・ハーター(著)、森川里美(訳)

人の幸福を決定する5つの要素(仕事の幸福、人間関係の幸福、経済的な幸福、身体的な幸福、地域社会の幸福)について、世界150カ国調査、統計的に明らかになったことから私たちはどうすべきか示唆してくれる一冊です。

今の私が補うべきと感じた考え方、行動のヒント

・短期的な欲求を満たすことで得られる利益と長期的視点で得られる利益を一致させる

→良い行い、良い選択をなるべく多く積み重ねること。今日だけは、と食べすぎてしまったり、何かと楽な方に流されやすい、だらしなく過ごしがちな私には喝となりました。

・週末のためではなく、毎日を楽しむ

・上司と一緒にいる時間の心地よさと仕事への熱意は比例する

・幸福も肥満もポジティブもネガティブも、人から人へと感染する。だから健全で最高な親友の有無が重要

・比較のジレンマは、仕事と人間関係の幸福度で避けられる

・疲れているときこそ運動を意識する