忘れないうちに。
勢いに任せてでも残したいので、起きぬけの乱文長文ご容赦ください。
怖い夢を見て起きたんです。心配をかけた父親に叱られて、バチーンと背中を叩かれて目覚めるという。起きたとき身体はこわばってたし、しばらく動けなかった…。
そう、父親はそういう育て方だった。
口数は少ないけれど、娘三人のことを心から大切に思っていて、心配性で。
仕事をいつも頑張っていて、家の中のことは全て母に任せっきりだった。
理不尽な叱り方はしないけど、カッと怒ると怖い。怒鳴りつける、手が出ることもあった。
そんな父親を私は大好きで、でも叱られるときは怖くて固まって涙が勝手に出ていたんだ。
こんな年になってもよみがえる記憶。身も心も覚えている、というか反応は変わらないことに驚いた。
最近、私も2歳の子どもに叱る機会が増えてきた。
なんとなく気になっていたのは「叱り方が自分の親に似ていること」。
さすがに手は出さないけど、こんな小さな子になんでこんな言い方しかできないんだろうと。
やっぱり改めないといけないのは私だと確信した。今日から変える。
怖い夢から覚めて、隣を見たらすやすや眠るわが子と夫。平和だな、と思ってなぜか涙が出てきた。
そう、私はこの二人の平和を守りたいのだ。
そのために仕事をする、食事を作る、いろいろ考える、これからもきっと、いろいろなことを頑張りたい。
この理由だけで十分すぎるほど、全て説明がつく。
大事にしたいことがはっきりと見えた、新しい朝。