つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210214)

おはようございます!今日はバレンタインです♡

 

f:id:rmoryrim:20210214063115j:image

今日は玄米味噌の仕込み予定なので、バレンタインは2/11(祝)にフライングしました。

白崎裕子さんの米粉と豆腐のブラウニー、美味しくて簡単で何度も作っているので目新しさはないですが…。わが家のメンズトリオは喜んでくれました。

 

 

さて、今週は4冊です!

「ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か」エリヤフ・ゴールドラット(著)、三本木亮(訳)、稲垣公夫(解説)

勉強用に。複数の工程を複数の人や機械を用いてこなす、製造工場に携わっていてその業務を改善したい人にはドンピシャかと。ボトルネックを見つける、ボトルネックの歩調に合わせる、前後の工程を調整する、という考え方は非常に勉強になりました。せっかちな私は律速になるものに遭遇すると力尽くにねじ込むか、カッカするかしてしまいがち。メーカー勤務ではないけれど、自分のことや仕事や家庭でも意識したいことです。

 

 

舟を編む三浦しをん(著)

妹がおすすめしてくれたもの。松田龍平さんと宮崎あおいさんで映画化もされているのですね。面白かったです!言葉は彩りも持ちうるパワーも無限。掛けられる言葉、使う言葉で人は作られると思っているので、無意識にも心地よい言葉を選べる、誰かに発することができる人になりたいです。本では辞書を作る、という壮大な自分には無関係な仕事がテーマになっていますが、いつでもどこでも溢れている言葉が題材なので家のことも仕事も対人関係も前向きに頑張ろう、とわが事に思えます。

 

 

少女パレアナ」エレナ・ポーター(著)、村岡花子(訳)

食器を買ったお店のフリーペーパーの記事で紹介されていた本(フリーペーパーさまさま、しばらく続きます)。主人公パレアナのように日々の出来事をなんでも喜ぶことができたら、自分自身も良い言葉と感情で満たされる、周囲も満たされる、良い影響の輪がどんどん広がる。父親が亡くなっても、その想いを吐露できなくても、自身に悲しいことが起こっても、決して涙は見せない。美しい言葉と心の裏にあるしなやかな強さも感じました。これは誰にでもおすすめしたい。

 

 

「続ダメなときほど運はたまる」萩本欽一(著)

仕事でお世話になっているMさんから借りたもの。欽ちゃんというと仮装大賞と野球のイメージしかなかったので、毎日番組を持ってテレビに出ている時代があったとは初耳です。先ほどのパレアナと重なるのですが苦労も喜べるようになったら一人前、運を引き寄せるにはマメさが一番、やりたいことではなく求められることを、など。人生のアドバイスが軽快な口調で語られています。

自分の仕事をきちんとこなすのは成功じゃなくて普通。普通の状態におまけをつけたところに成功がある。というところが一番印象に残っております。おまけというのは、何も多分斬新なアイディアや体力勝負の激務だけじゃない。他人が気付かないことや敬遠することをする、普通では必要ない勇気を出す、誰も見ていないところで何かを毎日続けるとか。いろいろあるんじゃないかなと。