つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

イライラの傾向と対策

イライラ=ギャップ/距離感

という公式で決まるという話を聞き、なるほど〜!ほぉ〜〜!!と唸ったお話。

イライラは自分次第で限りなく小さくできるという。

 

教えてくれたのはある大学の教授。

この大学は一部の学部で、入学したら一年間の全寮制を取り入れている。

大学デビューしても自由を謳歌できるわけではなく、プライベートな空間はほぼない。

相部屋だしリビング的なところも椅子取りゲーム状態。

 そんなところに入学式直後の見ず知らずの学生たちが飛び込んだらどうなるか。

 

 

そりゃあ人間関係、いろいろあるらしい。

 

 

入寮したての頃は

他者とのギャップはもちろんあるし、距離も置けない極小空間に置かれ自他に対しイライラ期が始まるが、

 

ギャップを埋める、他者を認める、自分も含めて受け入れる努力をし(分子が小さくなる)、

適度な距離感を持てるようになる(距離、ではなく距離感というのがポイント、分母が大きくなる)ことで、

イライラ期は収束し、毎年例外なく団結する(!)

 

おもしろいのは、イライラ期を乗り越えなければ団結期は訪れないということ。

 

後ほど新設された女子寮は男子寮とは対照的に、広々空間にしたそう。

するとイライラ期も団結期も見られず、東京に戻ってから女子による大規模な喧嘩が起こったことがあるとか。

 

 

この話から私が何を学んだか、忘れたくないのでメモ。

①イライラを味わうことで他者との関係が良くなる、自分を受け入れることができる

②味わうポイントは一度ぶつかる、その後ギャップ(自分と他者間のギャップ、理想の自分と現実の自分間のギャップ)を俯瞰し最適な距離感を保つ努力をする

③人との関わり合い、自分との葛藤には、その瞬間的なもの以外にも非常に大きな力を秘めている

 

肝に銘じよう!