つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(190114)

「医者の嘘 医者は自分の都合でウソをつく」石井光(著)

友達のご家族ががんを患い、抗がん剤のことを知りたくて借りた一冊。私たちは知らないことが多すぎると思いました。医者側の事情を知っておくことももちろん大事ですが、やはり一番は医者にかからなくても良い身体作りかと改めて感じた本です。

 

統計学が最強の学問である(実践編)」西内啓(著)

勉強のために借りました。私は統計学全く詳しくないですが、わかりやすく書かれていると思いました。仕事でアンケートを作成することがあったのですが、もう少し設問の精度を上げる、何を知りたいかを明らかにして設計する、を心掛けるべきと思いました。実際にデータを取り扱うときにも手元に置きたい一冊です。

 

「イライラしないママになれる本 子育てがラクになるアドラーの教え」岩井俊憲(監修)野口勢津子(著)

「人間関係が楽になるアドラーの教え」岩井俊憲(著)

育児、人間関係を築くうえでヒントが詰まった二冊でした。特に参考になったことを書き残します。

・子どもに接するときのスタンスで大事なものは共感、信頼、尊敬。ただこのスタンスは自分自身に対しても向けられていることが大前提(いわゆる自己肯定が一番大事)。

・なんで○○したの/しなかったの?と原因を問い詰めるのではなく、何がしたかったのか?どうしたらよかったと思うか?と目的を問う形が良し。

・ダメ出しではなくヨイ出しをする。

・兄弟喧嘩には注目しない。

・どんなことでも、すべては必要で最善な出来事だと考える。

・みんなで仲良くなんてしなくていい、全ての人を好きになろうとすることをやめる。苦手な人もいる、を認める。

・誰もがかけがえのない存在である、と置く。

・人間関係を円滑にするには尊敬、信頼、共感、協力、寛容が不可欠。

 

「父親を嫌っていた僕が「笑顔のパパ」になれた理由」安藤哲也(著)

ファザーリングジャパン設立者の著書です。パパ向けに書かれていますが、ママでもとても参考になります。自分の育った環境や育てられた両親のキャラクターによって自分自身の育児が左右されること、それを認めたうえでどう育児に向き合うべきかといったことや、夫婦でどう育児に関わるべきか(共働き×核家族は特に必見)、思春期を迎えた子どもとの接し方などが書かれています。