つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

食生活の大転換期

私はお肉や乳製品、卵を摂らない生活を選ぶことにしました。ここに至った経緯と私なりの思いを残したいと思います。

下書きを何回も上書きしていて、まとめるのに時間がかかってしまいました。

 

 

【きっかけ】

2年前に長男を出産したことに始まります。その意味では気づきを与えてくれた、私のことを母にしてくれたわが子と夫には感謝をしてもしきれません。また、私をここまで育ててくれた両親にも同じです。これまで普通に暮らしてきて、仕事もそこそこ忙しくて、本を読んだり知識をインプットする時間を作ろうなんて思わなかった。世の中のこと、今の生き方で大事にしたいこと、子どもが大人になる頃の未来を想像することなんてなかった。

私がこのブログを始めるきっかけになった、パーソナルインタビューでも「価値観の揺らぎ」という言葉でそれらしきことを語っていました。

 

rmoryrim.hatenablog.com

 

 

【食べない理由①】どうぶつが可哀想と思ったから。

一番の動機はこれ。自分が一体何を食べているのか気になりだし、健康の基本は食生活だとか、ありきたりですがそんなことを強く感じていました。

ささやかながらも今年度から畑を借りて野菜を作っているのもそんなところから。

 

rmoryrim.hatenablog.com

 

食べ物を自分の手で作ってみたいという好奇心と、スーパーの野菜は旬も関係なく大きさも均一できれいで、なんだか工業製品みたいだな、という違和感と。。

少し脱線しましたが、私たちが食べているお肉、乳製品、卵etc.を生み出している動物たちが、どんな環境でどのように育てられているのかを知る機会が訪れました。いや、これまで全然知らなかったことはないと思います。さらっと見聞きしても、他人事として片付けて流していたし、深く知ろう、考えようとしていなかったんだと思います。

そして今回の大転換のきっかけになったのは、あすかさん経由で知ったちびうささん。女の子ママであるあすかさんは、育休中に主催したセミナーに来てくださってからのご縁なのですが、とーっても素晴らしいママさんです。第二子出産時期が近く勝手に親近感を覚えていました。ちびうささんを一番最初に知ったきっかけは第二子を妊娠してから便秘に死ぬほど悩んでいて、「便秘どうにかしたい…便秘どうにかしたい…」と藁にもすがる思いでキャッチしたのが、あすかさんが紹介していたちびうささん情報だったという話なんです。

お二方ともため息が出るほど美人なだけでなく、考え方や行動力も芯が通っていて、かつ心の温かさもすぐに伝わります。どこにどんなご縁が転がっているか、わからないものです。

 

あすかさんインスタグラム

https://instagram.com/__mama627?utm_source=ig_profile_share&igshid=5e3mve64pm2n

 

ちびうささんHP(インスタグラムもおすすめです)

https://chibi-vegan.jimdofree.com/

 

そして単純に、私は今後動物への暴力に加担したくないと思いました。

息子を寝かしつけるとき、暖かい布団の中でくっついておしゃべりをしたり可愛い寝顔を見たり、仕事の疲れも忘れてすごく幸せだな~と思っていたのです。ふと「こんなことを毎日当たり前に味わうことができて、普通に明日がやってくるのはごくわずかな人たちだけなんだよな。他の動物は親子のこんなコミュニケーションもできないまま、知らないまま死んでいく、他の国でも難しい人たちがいる。」そこに気づいたとき悲しくなってしまい、食べなくてもいいなら食べたくない、と思ったのです。

 

 

【食べない理由②】地球環境に優しいから。

出産をきっかけに、子どもが大人になる頃には日本は、世界は、環境はどうなってしまうのかとよく考え出すようになりました。タイムリーなニュースを拾い読みするだけでも、種子法とか遺伝子組み換えとか水道民営化とか放射能とかマイクロプラスチックとか、、、暮らしのなかに心配の種はたくさん。

私は大学院修士まで農学を学んだのですが、ある日テレビ番組で観た「土に還るプラスチック」に感動して農学部を志したこと、その頃ちょうど父母がゴルフにハマっていて「ゴルフ場のグリーンは自然なんかじゃない、環境を悪くするんだ!」と一人プンスカしていたこと、、、高校生なりに、当時からそういう意識や興味はあったのだと思います。

例えば私たちが牛肉を1キロ食べるためには、16キロもの穀物を必要とすること。家畜動物を育てるために消失する森の面積も広大であること、地球温暖化の80%が畜産由来だといわれていること。今でも飢えで亡くなる人がいるのに、満足に食べられない子どもがいるのに、全然エコじゃない、と思いました。

食べない選択が、なるべく美しい地球を残すことに繋がるのであれば、また苦しむ人を減らせるのであればそうしたいと思いました。

 

 

【食べない理由③】健康に良いと思ったから。

動物性たんぱく質がないと身体がつくられないよ、という話をよく聞きます。私もそう思っていたのですが、野菜や果物、豆類にも動物性たんぱく質に負けないほど、豊富にたんぱく質が含まれていることを知りました。

お肉などを多く摂る現代の食生活が、歯止めがきかなくなっているさまざまな病気の原因の一つである、との主張があることも事実です。家畜動物を育てる際に投与される大量のホルモン剤抗生物質、餌の材料のことも問題視されています。

専門家ではないし、嘘かほんとか正確な判断が難しい、さまざまな情報が飛び交う中で、こうだと言い切る知識を全ては持ち合わせていません。そもそも主体的に知ろうと動いてみないとなかなか知れない、たどり着けない事実も多い。真実がどこにあるかわかりづらい世の中ですが、現在玄米菜食を心がけている私は以前よりも健康だと感じています。

ベジタリアンヴィーガンと呼ばれる方で美しくてヘルシーな女性も検索したら国内外たくさんいらっしゃいます。男性であれば、ダンテさんが一番有名でしょうか。ご興味あらばご参考に。

 

www.youtube.com

 

 

【家族も同じ食生活か?】

夫にはつい最近私の考えや思いを伝えることができ、ある程度理解はしてくれていると思いますが彼自身が私と同じ食生活を選択しているわけではありません。彼にも考えや思い、希望、価値観がありますし、今回このような転換を図った私がそうであったように、ただ人から聞いて言われて流されて決めることじゃない、やはり最後は自分の中で完全に納得できることでないと腹落ちしないと思うからです。もちろん、今後同じような気持ちに夫がなってくれたら本当に嬉しいです。

息子もお昼は保育園で給食を食べています。幼いとはいえ彼自身も私とは別の人間です。夫と私の間に生まれてきてくれた子なので、完全にこう!と私一人で決めつけることには抵抗があります。「お母さんは動物さんの命を大事にしたいから、食べないよ。」と伝えたいと思います。

私にできることは動物性なしでも美味しいごはんを作り続けること、健康でいること、家での食事が楽しく美味しいものであることがまず先だと考えています。

 

 

【参考にした本】

本当は他にもいろいろあるのですが、このブログで読書記録として記録したものしか思い出せません。。まだまだ読書は続けていきたいです。☆印は特におすすめの本です。

※こちらは随時更新していきます。

 

・「菜食で平和を!」船瀬俊介(著)

・☆「まだ、肉を食べているのですかーあなたの「健康」と「地球環境」の未来を救う唯一の方法」ハワード・F・ライマン、グレン・マーザー(著)

・「世界を見る目が変わる50の事実」ジェシカ・ウィリアムズ(著)

・「パンと牛乳は今すぐやめなさい!(3週間で体が生まれ変わる)」内山葉子(著)

・☆「葬られた「第二のマクガバン報告」」T・コリン・キャンベル、トーマス・M・キャンベル(著)※上中下巻の3冊あります。

・「ベジタリアンは菜食主義ではありません」natsumi(著)※漫画です。

・☆「世界を変えたくて僕を変えた」natsumi(著)※漫画です。

・☆「ぼくが肉を食べないわけ」ピーター・コックス(著)浦和かおる(訳)

・☆「女性のためのナチュラル・ハイジーン―生理痛から乳ガン・更年期障害まで、「女性の悩み」すべて解消!」松田麻美子(著)

・☆「給食で死ぬ!!―いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!!」大塚貢、西村修平、鈴木昭平(著)

・☆「食事のせいで、死なないために[病気別編]もっとも危ない15の死因からあなたを守る、最強の栄養学」マイケル・グレガー(著)、ジーン・ストーン(著)、神崎朗子(訳)

・☆「食事のせいで、死なないために[食材別編]  スーパーフードと最新科学であなたを守る、最強の栄養学」
マイケル・グレガー (著)、 ジーン・ストーン(著)、神崎朗子(訳)

 

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【家族と友人に向けて】

このブログを読んでいる私の家族や友人もいるかと思います。今回私のありのままを書いて発信することは、勇気が要ることでもありました。でも、偽ったり誤魔化したりすることではないですし、そのようなことはしたくありません。私は他の人に自分の主張を無理に押し付けるつもりはありません。また今まで述べた内容についての価値観が異なるからという理由で、これまで好きだった人を嫌いになることはないのですが、他の人がこの内容を読んでどう感じるか?それは人それぞれと思います。

もう会いたくない、付き合いたくないと思った人もいるかもしれません。興味を持ってくれる人、これまで通り付き合ってくれる人が多いのかもしれません。そうであってほしい。

後者に期待を寄せて、今回は大変長々ではありますが書いてみました。

 

以上。