つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

240526今週の読書記録

おはようございます☀

今週は子どもの体調不良につき在宅→自分も徐々に体調崩れてきた感じで、本調子でない一週間でした。

 

写真は五月祭で電気自動車を見せてもらっている長男次男。

このとき私は電車を見たいと熱望する三男を連れて、都バスと都電で飛鳥山公園に行ってました🚅

 

今週は2冊です📚

佐々木正美の子育てトーク佐々木正美(著)

佐々木正美さんといえば「子どもへのまなざし」を長男産後に読み込み、これから始まる育児について、心構えを学んだ気がします。最も印象に残っているのは、「乳幼児期は建物でいうと土台のようなもの。どんなに立派に見える建造物も、土台がしっかりしていないと揺らいでしまうし、土台があってこそ建物は可能になる。」というような(かなり意訳してしまっていると思いますが)内容。

これを読んで自分なりの責任感も使命感も持てたような気がします。

 

「子育てトーク」は「子どもへのまなざし」から10年ほど経った2001年に発行されているのですが、育児や保育の位置づけの変化を感じる内容となっています。

自分の価値観としては、育児がアウトソースできる社会はメリットが大きいのではないかと感じています。核家族化で、共働きの波が当たり前に寄せられる現代に、パパママだけでというのは無理ゲーですよ。大人都合の話だけでなくて、自分の親以外の大人が、自分のことを想ってくれている、温かな手や優しい言葉を感じられる状態は子どもにとっても有益ではないかなと思います。

とはいえ、佐々木さんが述べているように育児を「嫌いだ」と投げ出すのではなく、「つらい」といいつつ悩んだり努力をしたり工夫をしたち、という姿勢は大事と思います。

「きょうだい関係」の章も、三兄弟を育児している身としては響くものが多かったです。望むかぎりの愛情を注ぐ、言葉をたくさんかける、言動で愛情を示す、は心がけたいです。

 

 

「喫茶おじさん」原田ひ香(著)

茶店の雰囲気や飲食物についての描写はいい感じ。ただわからず屋と各所で言われる主人公が冴えなさすぎて、おじさんの情けなさに共感できなかったな。

他人のこともわからないけど、自分のこともわからない、というのは誰にでも当てはまることかもしれない。指摘してくれる人、ハッと気づきやショックを与えてくれる人の存在は貴重ですよね。