つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

230226今週の読書記録

おはようございます☀

今週も3兄弟は元気いっぱいです。

f:id:rmoryrim:20230226070339j:image

写真は三男お迎えの際「これ作ったよーー!!」と見せてくれたもの。新幹線だそうです。

三男は電車や新幹線に熱いお年頃なので、本日も絵本で見たとある列車に乗りにお出かけする予定です🚃

 

今週は4冊です📚

「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」キングスレイ・ウォード(著)城山三郎(訳)

タイトルの通り、(経営者である)父から(経営者を志す)息子に送る手紙です。ビジネスに関わる人であればどんな人でも参考になることあるのではないかと思います。人生論的なことも書かれていて、ちょっと訳が読みづらい(海外ものは結構ありますよね…慣れたいところ)ですが、良書です。「何事も基本が大事、準備も大事、順番も大事、勢いも大事」ということも一冊を通じてひしひしと感じます。

いろいろな名言が紹介されているところも◎

「読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする」(フランシス・ベイコン)

「読むこと」「書くこと」によるインプット・アウトプットは個人レベルで努力できますが、「話し合うこと」は相手あってのもの。努め方が少し違う感じがします。
話し合うとはインプットとアウトプットを同時進行で行うイメージ。機敏性と柔軟性がないと叶わないような感じもするし、話し合う相手を選ぶ必要性も感じます。コロナ禍で「話し合うこと」の機会損失、形態変化を経た今だからこそ(これからも変わっていく?)、改めて大切なこととして考えてみたいと思った次第です。

 

跳ぶまえに前を見よ

播いた種は刈らなければならない(サム・バトラー)

基本が大事、準備も順番も大事、と私は捉えました。

 

時間や約束を守り、謙虚に、よく聴く(沈黙は金なり、馬鹿をさらけ出すより黙っていて馬鹿だと思われるほうがましである)、というのもたしかに。礼儀正しさにまさる攻撃力はない、とも言っています。仕事に喜びを見出すためには三つのことが必要で①適性があり、②やりすぎず、③達成感があること、というのも納得。

新しいこと、初めてのこと、背伸びするようなチャレンジをするときに思い出したいのは下記。

経験不足を自覚している人は、まず、この欠けている要素によって、目的達成の試みを抑制、あるいは阻止されるつもりはない、と決意する必要がある。

そのつぎの段階で大切なことは、課題に取り組むときには、問題の分析と解決であれ、説明会の資料の作成であれ、与えられた課題を念入りに査定するための時間を惜しまないことである。

「人生の幸福とは」の章もとても印象的だ。ひとがどの人物になるための条件とは「誰もが心を持っていて、その心は自分で自分のなかに育てた、独特でたった一つしかない、ひとりひとりの心であることを知ること」だと。人生の合言葉は決断である。フランクル博士の幸福の定義は達成感であること、というのもその通りである。自分自身で決めたことを達成する、それができるかどうかに懸かっているということ。単純なことでも小さなことでも、その積み重ねで人生の質は高めることができる。人生の価値は時間の長さではなく、その使い方で決まるという話もあったけれど、お金についても全く同じことが言えそうです。

 

 

ぼくらの七日間戦争宗田理(著)

子どもの無邪気な勢いと知性と子どもらしさと、大人への痛烈な姿勢と攻撃にスッキリします。ベストセラーと思いますが、とても面白いですね。大人だから分かってくれない、悪い人というのではなく、ここでも人によるわけで。見守り時に忠告する瀬川や西脇先生の優しさがいいなぁと思います。年を重ねたら、自分もこんな大人になれるだろうか。というか、いま子どもに対してこういった姿勢で接していられているのだろうかとも考えさせられます。

「みんなは信用した?」

「君たちはどうだ?」

「世の中には、理屈では説明できない不思議なことが起こるものだ」

このシーンも好きですねぇ。

 

 

「嘘をもうひとつだけ」東野圭吾(著)

加賀恭一郎シリーズの短編集。「探偵ガリレオ」の加賀恭一郎版といったところでしょうか。相変わらず面白いです。

rmoryrim.hatenablog.com

 

 

「人とのつながりで成果を呼び込む!ひとり広報」北野由佳理(著)

今年から複業の一つとして広報業務を少しお手伝いしているので、勉強用に。

ひとり広報

ひとり広報

Amazon