おはようございます☀
今週は長男冬合宿(次男もれなく休園)、三男風邪気味とバタバタしておりましたが昨日は子どものリクエストにより、初めての高尾山🗻
電車とケーブルカーとリフトに乗って、お団子とお蕎麦を食べて、
山頂でのんびりして、満喫の一日となりました。一日体力仕事だったので夜はバタンキュー。
今週は4冊です📚
「桐島、部活やめるってよ」朝井リョウ(著)
「何者」朝井リョウ(著)
「世界地図の下書き」朝井リョウ(著)
「時をかけるゆとり」朝井リョウ(著)
「そして誰もゆとらなくなった」きっかけで朝井リョウさんにハマり中。
「桐島、部活やめるってよ」は高校、「何者」は就職活動が舞台だけど、あぁこんな感じあったなぁとむず痒い、痛い感じである。どちらも映画化されているのですね!
「何者」にあった「想像力がない人ほど、他人にそれを求めたがる」というのが一番、刺さりました。ないものねだりというのか、他責というのか、、自身の言動や思考回路含め考えさせられます。
「何者」の登場人物たちは自身の核になる悩みやコンプレックス、弱さや毒を誰かに打ち明けられていたら、流れや本当の人間関係は変わっていたのだろうか?皆が上辺だけで付き合おうとするから、裏アカ的な歪みができたり、微妙な関係が透けて見えたように思えました。こういったことをさらけ出せる人いるかどうか、というのはいつになっても結構大きい気がする。
「世界地図の下書き」は養護施設にいる子どもたちが主人公。朝井リョウさんって文章が繊細できれいですよね。これは「星やどりの声」とちょっと通ずるところがあるかなぁ。佐緒里から太輔へ、刺さった好きな言葉はこちら。
いじめられたら逃げればいい。笑われたら、笑われない人を探しに行けばいい。うまくいかないって思ったら、その相手がほんとうの家族だったとしても、離れればいい。そのとき誰かに、逃げたって笑われてもいいの。
「時をかけるゆとり」は朝井リョウさん自身のエッセイ。ほとんどが学生時代のエピソードで「そして誰もゆとらなくなった」同様、笑いました。エピソード自体が面白いのもあるんでしょうけど、朝井リョウさんが書く文章がさらにユーモラスで楽しいものになっています。「風と共にゆとりぬ」も読みたくなります。