つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

230625今週の読書記録

おはようございます☀

昨日は子どもたちの要望に合わせて朝児童館、昼ラーメン、午後バスで児童遊園と遠出したらクタクタになりまして。バテやすい季節になりました。

夜ご飯は疲れてたのでそうめんにしよう、ひと袋では足りないかもと話していたら、長男が次男を連れ、自分のお財布を持ってスーパーに行ってくれました。初めてのおつかい記念日でした✨

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写真はドッジボールが強くなりたい!と言って練習に励む長男

 

今週は3冊です📚

「おかあさんとあたし。1&2」k.m.p(著)

イラスト多め、少しテキスト。子育てしている(特に女の子)お母さんにおすすめと聞いたのですが、男児母でも心がキュッとなりました。生まれてまだ数年の、小さな子どもの心身が訴えるものの繊細なことよ。。という感じで。キラキラしたものをたくさん交換しながら、その感覚を大事にして子育てをしたいな〜と改めて思いました。

現実はドッタンバッタンで慌ただしいし騒がしいのですが、気持ちだけはという感じで。とても清らかな気持ちになりました。

 

 

「結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術」齋藤孝(著)

これはとても参考になった。

達成感と自信を小さなところから積み重ねることで、特訓することが自然に自分に浸透し、好きになる(嫌ではない、習慣になる)という。

最近の若者は「マジ天才かも!」「すごすぎ!」と自分を評す傾向にあるそうですが、齋藤孝さんはこれは良い影響ありと言っています。自分の中の「イケてる感」は自信が生まれ、自己肯定感が満たされ、やる気を増幅する一つの回路になるそうです。

特訓は短期集中で、ゾーン感覚に浸れる環境を徹底的に作り、とにかく純粋にやる!

(これを読んでから意識拡散しないよう、また課題やタスクを小分けにして、目標宣言して取り掛かってみたら結構いい感じだった)

 

「やる気」は「やる」から湧いてくる

池谷先生の本も引用されていたのですが(近々必ず読む!!)、脳がリンゴだとすると、やる気を生み出す場所(側坐核)はリンゴの種のような部位。まずは動いてみて、全体的に活性化してくるとようやく側坐核にも刺激が届いて「やる気」につながるとのこと。だからやる気になるためにも、まずはやり始めるしかないということ。

 

「小さなことができる人は、大きなこともできる」

日常的に些細なことをこなすことが本業にも活きてくる、繋がってくることは大いにあるという話。高校野球春夏連覇を果たした沖縄興南高校の我喜屋監督(当時)のエピソードですが、ものすごく印象的でとても好きになりました。
それまでの部員たちは時間にルーズ、遅刻やルールを守らないことは当たり前、負けても「なんくるないさ」と構えてしまう。そこで挨拶、身だしなみ、言葉遣い、掃除や身の回りの整理整頓の徹底から手をつけ、生活態度を改めさせたという。高校生の試合で技術の差で負けることはそんなになくて、大抵がちょっとしたミス。それが大きな失点につながるのだと。早寝早起き、朝の散歩、ゴミ拾い、1分間スピーチが制覇の秘訣とインタビューで語っている。
小さなことができる人は大きなこともできる、反対に言うと小さなことができない人は大きなこともできないということ。背筋を伸ばし、肝に銘じたいです。

 

「特訓」とか「修行」があまり馴染みにくい時代になってきたかもしれないけれど、とにかく集中したり最初は嫌々でもものすごく頑張ったり、不条理や矛盾に揉まれる経験は経験の下積み、忍耐、思考力に後々効いてくるベースな気がして、積めるときに積んだほうがいいように思えてきました。私淑できるいい師匠(メンター)も絶対に必要だなぁとも。

 

 

「6月19日の花嫁」乃南アサ(著)

イムリーだったので読んでみたもの。ちょっと現実離れ感あるストーリーなのと、記憶喪失の背景が複雑でよく分からなくなってしまったのですが、それはそれで、謎めいたところを片目つむって恋愛小説として読んだら面白かったです。