つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

畑をめぐるモヤモヤの行方

そうなんです、今年度借りている畑が2月末で終了するので、継続するか否か夫と意見の相違がありました。
ゆかこさんに相談したら即アドバイスをくれただけでなく(新生活お忙しいところ感謝感激です…)、有り難い続編アドバイス記事まで!

tokyo100k.hatenablog.jp


私は継続したい、夫は継続しなくてもいい、という意見。
たしかに一度話し合ったときは「来年度は子どもが二人いて、畑の世話をどうやって続けられるのか?」にひたすら焦点が当てられていた。

「子連れが難しいというなら、私が一人で畑講習に行けばなんとかなる」
「その間家で二人の子どもを見ていてもらいたい」
「もう、なんなら年会費を私が負担したらいい話でしょ!」
(お互い納得度100%には程遠いけど、猛反対・猛反発するほどではないし、はてどうしよう。。という、モヤモヤが残る微妙な雰囲気)


改めてHOWではなくWHYで話し合うことに。

私が継続したいと思った理由は、
・野菜を作る、それを料理することが楽しい、また作った野菜が美味しいから。

・無農薬野菜を作って食べたい、またその経験が貴いと思ったから。

・子どもにとっても良い経験になると考えているから。

・初年度はひとまず体験という感が強かったが、継続するならゆくゆくは自分でやる意識で、学びの姿勢で臨みたいと思ったから。

・畑として使っている敷地が今後何年かしたら公園になる予定と聞き、戻ってきたときに抽選漏れしたり敷地自体がなくなったらどうしようと不安になったから。※私はかなりの心配性です。



一方夫が継続をためらう理由は、
・0歳と2歳の子どもを連れて、バス15分、家から片道のべ40分弱の畑に行く、講習に参加し続けることは難しいと思うから。
※今年度1歳だった長男を連れての畑講習は、他の方に作業を手伝ってもらうこと、長男の面倒を見てもらうことが多々あった。

・何を目的に置いて畑を借りるのか、継続するならはっきりさせたい。今年度は少し作業に参加して野菜を持ち帰るだけ、の感覚があったと。

・採れる野菜がわが家で食べきれないほど大量、できれば適量で作って食べたいから。

・ベランダ菜園に興味がある。わが家の広いベランダを活用してどこまでできるか、試す一年でもいいのではと考えるから。

・畑は逃げないし、戻れなかったらそのときはそのときで、別の方法を考えたら良いと思うから。


ざっとこんな感じでしたかね。
こじれた糸をほどいていくと、基本的に継続したい/しなくてもいい理由には、お互い否定的意見はなく、大方うなずけることがわかりました。


そして結果、わが家は来年度は畑を継続せずベランダ菜園にチャレンジすることにしました。私自身、ちゃんと納得しています。

話していて新たに、「畑講習ではできないけど、ベランダ菜園なら台所で出る生ゴミを肥料にできないか、実験できて楽しいかもしれない(上手くいかないかもしれませんが、その場の思いつきです)。」と思ったり、「都市には都市の役割がきっとある。(上手く言えないのですが、適材適所という言葉が降ってきてしっくり来た。畑に無理に固執していないかとか、本気で畑と思うなら田舎でしょ、とかそんな感じ。伝わるでしょうかこの感じ…?)」とある朝ひらめいて妙に納得したり。

ということでですね、新年早々大きな学びを得ましたよ。
WHYベースで冷静に意見を伝える、同時に相手からの意見も「どうしてこの人はこう言うのか?」と掘り下げて聴いてみる、すごく大事です。
平行線がちゃんと交わり、モヤモヤがなくなり、畑を継続しないことにいまものすごくワクワクを覚えています。

早速図書館でベランダ菜園の本を4冊借りてきて、熟読して夫と計画を立て始めたところです。