つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

畑記念日

タイトルの通り、畑を借りました!

 

初日の今日はじゃがいもの植え付けをしました。

小さな区画(多分8m×3mくらい)に家族の楽しみが増えました。


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経過は後々ご報告するとして、なんで畑をやってみようと思ったかというと。

 

 

 

①食べものは身体を作る基本と思ったから。

└ものすっごく当たり前のことを言っていることは百も千も承知で、

    それでも子どもを産んで改めて真面目に考えたこと。

 

 

②食べものを作ることが尊いと思ったから。

└復職前にひょんなきっかけから読んだ「アナスタシア」から始まり、

  「半農半X」、「ダウンシフターズ」他高坂さんの本をいくつか、

  「発酵道」「ナリワイをつくる」など、「半農半X」以降は会社の先輩Mさんの

    影響を多大に受け読みふける。

  そのときに感じたことがこれ。ハイテクか否かとかいう軸とは異なるところで、

  食べものを作る、いただくって尊いことだと思いました。

 

  余談ですが私は農学部出身で、大学院を修了するまで6年間農学と言われる分野を

  勉強しました。

  (…バイトに勤しむ学生だったので勉強したぞ!とはかなり控えめにしか言えませんが汗)

  にもかかわらず、今ほどの感情になったことってないんですよね。

  あの頃は一体何を考えていたのでしょうか。。

 

 

③子どもに土いじりの経験をさせたいから。

└夫も私も祖父母は田畑を所有していて、そこで遊んだことを今でも楽しく記憶している。

  子どもにもそういう経験を望むのなら、都内であれば積極的にどこか場を確保せねばと

思いました。

  あとはアーシング関連の本を何冊か読み、大人も土を触ったほうがいいなと。

 

 

 

それらしく書きましたが、私自身食べものにものすごく気を遣っているのかというと

そんなことありません。ごく普通のスーパーや八百屋さんや生協での買い出しが

ほとんどで、間食も結構するし、お酒やコーヒーも大好きだし、仕事で疲れたときや

お昼を食べ損ねたときはジャンキーなものを食べてから保育園にダッシュしています。。。

 

農薬や肥料のこと、恐れず自分の意見を言うならば

たしかにそういうものは使わない、自然のものが一番と思っています。

でも、いま私たちの食を守っている農家さんの数と供給される人の数のバランス、

その現状を鑑みると「何が何でもやめるべきだ」「絶対悪だ」とは思いませんし、

そんなこととてもじゃないけど言えません。

ただ未来に続く/続けられる方法を考えるべきとは思います。

 

 

あと、私自身の仕事の話になりますが辛いとかしんどいとか辞めたいとかですね、

思うことよくあるんです。特に復職してからはその閾値が低くなってしまったのか

よく悩んでいます。

それでも結局今のところ辞めずに続けているのは、自分の仕事にも「尊さ」を

感じているからかもしれません。「この仕事はやりがい詐欺だ」と自虐する同僚も

いますが、やりがいや意義を感じられる仕事って、有り難いなと最近思っています。