つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

240211今週の読書記録

おはようございます☀

今週は雪が降りましたね〜☃次男が保育園で作った雪だるまもGOOD。

糸通し、絵の具、クレヨンで表しています🖌

 

今月は3冊です📚

「ナイフ」重松清(著)

ワニハブはここにも収録されているのですね!なんというか・・重松清さんって本当に身近な、陽気でいられないときの描写がすごく伝わりやすいですよね。気まずさ、もどかしさ、いやらしさ、ムカつきとか。とにかく言語化が素晴らしい。

「キャッチボール日和」にあった、反省と後悔の違いについても秀逸で読み入った。

なにかを反省するときには、本音でも建前でもいい。人はそのことについてたくさんしゃべることができる。でも、なにかを後悔しているとき、自分のやったことが厭で厭でたまらなくなったときって、言葉が出てこない。

最後の「ビタースウィート・ホーム」もまさに後悔にまみれていて、落ちるところまで落ちて、反省に移っていくさまがドラマチックだったような。

 

 

「「ない仕事」の作り方」みうらじゅん(著)

ゆるキャラ」「フィギュ和」の命名はすごい!「らくがお」もすごい逆転の発想。

これは示唆に富みまくりで、薄めですがエッセンス濃いめでした!

  • 仕掛けるマインドが大事
  • 自分だけの信念を堂々と信じ続けることも大事
  • つまんなかったね・・となりそうなときも「そこがいいんじゃない!」と言う
  • 好きなことを仕事にするのだが、「私が」で考えない(自分なくしの旅)

 

 

「熟達論 人はいつまでも学び、成長できる」為末大(著)

内容は私にはかなり難しいなぁと感じました。しっかり読み込むにはそれなりの時間と集中力を要します。遊びが大事ということ。ここでいう遊びとは「主体的であり、面白さを伴い、不規則なものである」こと。だから飽きることもなく、余計な意味や圧や恐れを必要とせず、純粋に遊び込めるのだろう。心の中の「子供」を守りきる、という言葉にもあるよう、幼少期の感覚が重要なのだと感じました。