つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210912)

おはようございます☀

 

秋ですね🍁保育士の方のセンスには毎度キュンとしておりますが、トンボにコスモスの壁面もいい!

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1歳児クラスの子どもたちとどんぐりを拾って、枯葉をびりびり音立て、黄色いトンボを眺めて、秋を感じた今週でした。

 

プライベートなところだと

鍵を忘れて家族に多大なる迷惑をかけたり(四半期に一度ペースでやる)、折りたたみ傘をなくしたり(後日発見…)、ぼやっとしていて踏んだり蹴ったりな一週間でもあったので、まず鍵はスマホで開閉錠できるようになりました。

折りたたみ傘は万能感満載なものを新調しました。普通の傘並みに大きい(そして軽量)ので、これ1本でもう十分な感じがしています。

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もう一つおまけで、トイトレ次男が背が足りずトイレの電気を点けてというのですが、こちらも手が足りない場面が多々あるので、トイレのLEDをセンサー式にもしてみました。

生活環境向上は楽しいですね。

 

 

さて、今週は3冊です。

はてしない物語(上)」ミヒャエル・エンデ(著)、上田真而子(訳)、佐藤真理子(訳)

はてしない物語(下)」ミヒャエル・エンデ(著)、上田真而子(訳)、佐藤真理子(訳)

企画パートナーのAさんおすすめの書。上巻で実は投げ出しそうになったのですが、私の中では下巻からすごく面白くなってきた感じです。生きるために必要なもの、友情、愛の物語ですね。望みがないと人は生きていけないけれど、過去がなければ私たちは望みもエンジンも見いだせないのです。名誉や名声や権力はプラスに働くばかりでなく、扱い方を誤ると生きづらくもなってしまう。その点、純な相思相愛からなる友情や愛といった感情は、マイナスに働くことってないのだろうなぁと。これに尽きるから、はてしないということ。家族や大切な人を思いながら読むと、とても温かい気持ちになれる一冊かと思いました。

 

 

 

 

「木に学べ 法隆寺薬師寺の美」西岡常一(著)

ランニングと保育でお世話になっている、Iさんおすすめの書。法隆寺の大修理や薬師寺の復元を果たした宮大工棟梁、西岡常一さんの語りおろし。1988年に出版されて、著者の西岡常一さんは1995年に永眠されています。結構古い本で、木や大工、建築について語られているのですが、これは自然観、仕事の流儀、資本主義という構造の中で生きていること、育てるとはどういうことか。今読んでも全く色褪せた感なく、現代生きていることを考えさせられる一冊です。

自然の中で生かされている、誰かに育てられてきて今がある、先祖がいての自分たちであること。当たり前なようで言われないと気付けませんが、ふと足をとめたくなりますね。ふと足をとめるということが、すなわち寄り添うということなのかなぁとふと考えました。