つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210801)

おはようございます☀

 

今週は現場多めで。

 

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自園他園の保育に入ったり、自園の先生方と個人面談したり。この壁面がとってもお気に入りです。セミとカブトムシがいるのも、仕掛けがあるのも、展開があるのも、いい!

 

さて、今週は2冊です。

坂の上の雲(八)」司馬遼太郎(著)

ついに完!戦いも終わりました。初めての司馬遼太郎、面白くも難しくもありましたが、やはりそこにいる人のキャラクターだったり気持ちの動き、ドラマがあるから面白いのですね。

八巻では東郷平八郎の海戦哲学が光っていました。

「海戦というものは敵に与えている被害が分からず、味方の被害ばかりが分かるから、自分の方が負けているような感じを受けるが、敵は味方以上に辛がっている」

「海戦は、砲弾を敵よりも多く命中させる以外にない」

どんなことでも真理に近づく、それを断言できるようになるには、原理原則を感じられる経験値を重ねること、定石を考え続ける思考力が必要になってきます。この姿勢見習いたいです。

 

 

「経営パワーの危機」三枝匡(著)

ものすごく面白かったです!!メーカー勤めの方、経営に興味のある方、分厚いですがおすすめです。大きく傾いてしまった会社を若き経営者が再建する話ですが、非常にリアリティあるストーリーも楽しめ、かつ、経営に関する注釈が豊富で、すごく勉強にもなります。返却前におさらいでもう一度読もうかな、と思っています。(気付いたことあれば追記するかもです)