つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210502)

おはようございます☀

GWいかがお過ごしでしょうか?わが家はステイホーム、活動範囲は徒歩圏内の日々になりそうです。子どもたちと遊んで、読書して、合間に仕事を少し進められたらいいのかな、と。のんびりしています。

 

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「本当に美味しい焼きそばがある」という言葉の引力で食べてきました@本郷三丁目のまるしょう。醤油焼きそば(シーフード)、麺がもっちりしてとっても美味しかったです。

 

 

さて、今週は5冊です。

シュガーマンマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは」ジョセフ・シュガーマン(著)、佐藤昌弘(監訳)、石原薫(訳)

「最強のコピーライティングバイブル」神田昌典(監修・解説)、横田伊佐男(著)

勉強用に。どちらも仕事するときに意識するのが難しいのですが、読みやすかったです。意識するにはまずインプットを増やす、でしょうか。

 

「小説 映画 空母いぶき」大石直紀(著)

Kちゃんのおすすめ。何を護るために戦うのか、戦争と戦闘の違い。

人が愛を持つ動物である限り、意図しても意図しなくても戦いは存在すると思っていますが、護るものも戦うものも人の命だと考え出すと止まらない。臨場感ある描写は読む楽しみがありますが、最後の終わり方がちょっと綺麗にまとまりすぎかな?の感も。

 

「世界「最終」戦争論 近代の終焉を超えて」内田樹(著)、姜尚中(著)

コワーキングスペース×保育園を経営するWさんからお借りしたもの。前述の「最強のコピーライティングバイブル」もそう、コワーキングスペースにたくさん本があるのでよく借りています。著者の二人の対談形式(オーディエンスからの質問もあり)で、この先世界はどうなってしまうの?が語られています。とっても深い内容ですが特に自分の中での問題提起はこの辺り。

・知識人の知性は自分の犯した失敗や罪過について、その由来や成り立ちを明快に説明できるか(フランスは自国を敗戦国だと認めていないことを受けて)。自分たちが病んでいることを認めない限り治療は始められない、患者が医者だと勘違いしているケースも往々にしてある。

グローバル化国民国家液状化、必ずどこかで失速するだろう。

・めざましい経済成長は廃墟と棄民で成り立ってきたとも考えられる。人柱として誰かの犠牲があった上に、さまざまなことが動いている。

・(東日本大震災で故郷を離れた人の質問に対する回答)今いる場所で生きて、いい家族を作って、そこで何か余力があったら被災地のものを買うとか、元気な顔を見せに行くとかができる。自分の生活が安定しないことには、誰かの力になんてなれない。

グローバル化が推進する建物が標準を合わせているのは、強くて健康的な人間像。公共の建物こそ、おせっかいで手間のかかる建築物にしないといけないのでは。

 

「手ぶらで生きる 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」ミニマリストしぶ(著)

自分にとって本当に大切だと思えるもののために時間もお金も使いたいと改めて。これを読んで「大大大好きなものを100個書き出す」「何が嫌いかをはっきりさせる」をこの連休中にチャレンジしたい。心地よく生きるためにはここでもアウトプットが必要、ということですね。