つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(220213)

おはようございます☀

 

昨日のランニングと保育でいただいた朝ごはんは、揚げ餅入りの力蕎麦。揚げ餅もお蕎麦も好きな自分には至福。。。雷門〜築地まで、6.5キロ走りました🏃‍♀️

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さて、今週は3冊でした📚

「第五の権力 Googleには見えている未来」エリック・シュミット(著)、ジャレット・コーエン(著)、櫻井祐子(訳)

世の中はこういう方向に進むのか、と、ざっと読み進めましたが知らないことや視点が多々でした。大きな流れを把握しながらも、個々人の動き方というか順応の仕方としては、ネットワークでつながることによるリテラシーは高めておく必要があるということ。子どもの性教育と同じくらい基礎的で重要で外せないものになっている、という書き方が印象に残りました。

 

 

 

「あそびが語る保育と発達」河﨑道夫(著)

新しく登録した図書館でふらりと借りてみました。子どもにとっては何気ないあそびの中で、好奇心と憧れの流れに乗って、様式と脱様式を繰り返しながら、自由な発想と行動で発達が起こるもの。そんなことがひしひし伝わる実践集といった感じでした。

こういった書物を読むと、コロナの影響で浸透しているこの生活様式が、子どもにとってどんな影響があるのだろうと不安にも悲しくも心配にもなります。せめて家の中だけでも、遊びと発達と誰かとの関わりを、自由にできる環境を整えたいなと考えさせられます。子どもの時代は二度と取り戻せない、とても貴重なものだと思うので。

 

 

 

「キャリアショック」高橋俊介(著)

先行きが見えないなかで個人のキャリアをどう考え広げたらいいのか、とてもよくまとまっていて良書と思った一冊。2000年発行の本ですが、色褪せないですね。

その人に価値がつくのではなく、その人の知恵に価値がつくのだということ(考えることって大事、学歴や肩書きにあぐらをかいている場合じゃない)、スキルは蓄積ではなく更新の意識で培うといいということ(やっぱりあぐらをかいている場合じゃない)。

育成する側(経営者)が何を意識すべきかということも両面で書かれていていいなと思ったのですが、人を育てる時代は終わり、人が育つ場を与えていく時代になったという話も、とても納得しました。

個人のキャリアの築き方として「幸せなキャリアとはなんぞや」「どうしたら自分らしいキャリアが築けるのか」ということも深く示唆されていますが、私が特に印象に残っていることを記します。いろいろあってまとまりが悪いのですが…。

・動機とコンピタンシーがマッチしていることが大事

・ピボットしながら行動範囲や人脈を広げる努力をすること・

・同質経験が長くなるのはキャリアショックに対する体制が弱まること(異質経験を意識)

・社会的自己意識と私的自己意識を切り分けて考えること(社会的な目ではなく自分自身がどうありたいのか)

・価値あるWHATを構築してHOW→DO→CHECKにつなげることでコンピタンシーを強くしていくといいこと

・身の丈の暮らしを考えながら、固定費をなるべく減らしておけばチャレンジしやすくなること(大きなキャリアチャレンジは30代までにするのがおすすめ)

 

長い間同じ場所で仕事をしていて、このままでいいのかな?今後のキャリアを考えたいけど何からどうして…?という方には、とてもおすすめしたい一冊です。