つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210117)

おはようございます。

昨日無事に次男が2歳の誕生日を迎えたわが家。

 

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夫&次男でこちらのバイクを買いに行き、

その間私&長男&三男は買い出し、そして近くの喫茶店で一息。長男は念願の喫茶店デビュー、通りがかるたびに「行ってみたい」と言っていた長男でしたが、いざ扉を開けるとなると「緊張する・・・初めての場所だから」ともじもじ。店主さんにもよくしてもらって嬉しそうでした。

騒ぎたい盛り&長男と同じことをしたくてたまらない次男がいたらできなかったし、次男は夫と二人きりで楽しかったようなのでお互いに良い時間でした!

昨年秋に近所にできた喫茶店、店主さんも親しみやすくて、コーヒーも本当に美味しくて。カフェインを控えながらも週1テイクアウトを楽しみにしています。常連さんに愛されている素敵なお店でも、できる限りの対策を店内で施していても、緊急事態宣言の影響は受けている模様。飲食業で頑張っている方を身近に見ると、頑張ってほしい(けどいまの私に何ができるのだろう・・・)と考えてしまいますね。

 

 

さて、前置きが長くなりました。今週は4冊です。

海賊とよばれた男 上巻」百田尚樹(著)

海賊とよばれた男 下巻」百田尚樹(著)

相変わらず保育園のお父さんSさんから借りたもの。出光興産創業者出光佐三の生涯を基に、国岡鐵三の物語として書かれています。V6岡田くんで映画化もされているとか。

石油に捧げた人生、全ては日本のため。ジェットコースターのような生活のなかでも、信念、社員を信じる気持ち、挑む姿勢が一貫している。給与が満足に支払われないときでもいつでも、社員は誇り高く会社のために生き生き働く、なぜだろうと考えました。

トップが変わらないと変えられない壁が確実にある、そしてトップたるもの一挙一動、言動にいつも矛盾がないことが求められる。いつも誰かに見られているから。

鐵三は「頑張らなければならない理由」がいつもあったこと、それが原動力だったのではないかと思う。自分に人生を賭けてくれた日田、人生を預けてくれた社員はみな家族同然だという信条、最初の妻ユキ…頑張らないことは恩義に反する、だから頑張る、といった公式だったのではないかと。いくつもの危機を乗り越えていく様は爽快で、こんな気骨稜稜な日本人がいたと知ると誇らしい気持ちになりました。

鐵三が晩年になって「石油は本当に人々を幸せにしたのだろうか」との疑念に悩むところ、私も読み進めながら、また今を生きる者としてまとわりついていた疑問でした。これからは鐵三が生きた時代と別の石油消費になると思いますが、現代~未来を見据え皆で考えたい問題です。

 

 

「天才はあきらめた」山里亮太(著)

twitterでどなたかが推薦していて、気になって読んでみました。南海キャンディーズ山ちゃんのこれまでの頑張りが面白く、そして真面目に書かれています。

この時の結婚報道には驚き、蒼井優さんとの会見が素晴らしい!と感心した勢いで記事まで書きました。笑

rmoryrim.hatenablog.com

 

山ちゃんは「努力の天才」ですね。

自分が努力するための公式を知り、実践できる戦略家。一体何冊のノートを消費しているのだろう…数百冊はあると予想。真面目は裏切られないということか、結局至極真面目な人の話かよ(芸人なのに)!と思ってしまうほど。

張りぼての自信」「サボれない理由で外堀を埋める」「嫉妬や怒りや嫌いな人の存在をガソリンにする」、自分のやる気スイッチの押し方を知ること、正しい方向に向かって行動することの大切さが面白おかしくインプットできます。

 

 

「史上最強の人生戦略マニュアル」フィリップ・マグロ―(著)、勝間和代(訳)

これもなかなか面白くて、今週読んだ↑の本とリンクすること多々でした。あと先週読んだ「夜と霧」の引用もあり、タイムリーでした。

 

rmoryrim.hatenablog.com

 

タイトルにビビビと来た方、おすすめです。

実践ワークは飛ばしてしまいましたが、かなり端折って総じて言ってしまうと

自分自身の人生を良くしたいのであれば、自分のための目的と知識を持って選択し続けること。私たちがより良い人生のために本当に求めているものとは、物や出来事ではなくそれに絡む感情であることに気付くこと。

といった感じでしょうか。私の主観で大事だと思ったところを拾っていますが、本自体は結構な分厚さです。

訳者の勝間和代さんが大きな影響を受けた本だと紹介していたので読んだのですが、勝間さんの考え方を著書とYouTubeでかなり受け入れている私です。その中で書き定めた私自身のミッションステートメントは、まさに「物や出来事ではない」ところに重点を置いていて、それに沿った言動を心がけている日々。ですのでこちらの本のメッセージも分厚いですが、すんなり入ってきて読みやすかったです。