つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(210103)

謹賀新年、おはようございます☀

年末年始休み(わが家は6日間)も、今日で最終日。

 

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元日は早朝走り初め、実家義実家にテレビ電話で挨拶、公園はしごと近所の神社で初詣、そのあと昼寝したらあっという間に夕方になって、という感じでした。

 

ゆったりな休日ですが、明日からはエンジンかけて日々過ごしていきます!

 

今週は3冊です。

「クチコミはこうしてつくられる おもしろさが伝染するバズ・マーケティング」エマニュエル・ローゼン(著)、濱岡豊(訳)

「「困った人たち」とのつきあい方」ロバート・M・ブラムソン(著)、鈴木重吉(訳)、峠敏之(訳)

年末年始はこの2冊を勉強用に。月並みな感想ですが、相手の立場や過去含む背景、心理を理解してこそのコミュニケーションなんだなと改めて。あと私自身が「困った人」になっている、意図せずそう見えてしまう場面があるような気もしたので、反省の機会となりました。

特にわが子に対して「自信過剰な専門家」のような振る舞いで、子どもの気持ちや言動を勝手に青田刈りしてしまっている可能性。なぜなぜと詰めない、最後まで聞く、を心がけます。

 

 

大地の子(一)」山崎豊子(著)

息子たちが通う保育園のお父さんSさんに借りたもの。山崎豊子さん、初めてです。

大地の子は4巻まである、中国に残り生きてきた日本人戦争孤児の話。ドラマ化もされた有名作品なので、ご存知の方が多いかもしれません。

一巻は主人公が日本人ゆえに経験した差別、いじめ、虐待、裏切り、過酷労働と、辛い場面が多いです。どん底の中でも他人とのやり取りから温かみが生まれ、光になり、地面を蹴り出す希望になる。

古い本を読むと、昔は今よりも生きていくことが難しかったんだとも感じます。だからこそ、責任を負いながら自由を得るような生き方が自然だった。すぐ何かに責任転嫁できて、自由ばかり主張してなんとなく生きられる私たちとは全く違う時間を過ごしていたんだなぁとも。

あと知らない言葉、使い慣れない言葉が多く用いられているので、意味や読みを調べながら読んでいます。

この作品を通じて作者が伝えたかったことも、もっともっと考えていきます。