つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(201227)

おはようございます。

今週はクリスマスでしたね🎄LINEで意識的に「クリスマス」を打ち込んでは楽しんでました。笑

 

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次男が作ったステンドグラス風ツリー。

わが家のサンタが最近オーバーワークで非常に慌ただしく、プレゼントはまもなく。大人の都合ですまん、サンタさんからの手紙は母が担当。

 

今週は6冊。

「プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するのか」P・F・ドラッカー(著)、上田惇生(編訳)

年末年始再読予定。一言でいうとポスト資本主義社会のいま、知識が経済の中心となり、組織やマネジメントの概念が大きく変化しているいま、個人としてどう働くか。自分が個人として何を仕事にするのか、どんな動機でどんな組織で働くか、といった観点で読んだのですが、マネジメントやリーダーシップ論についても語られていて、十分なボリュームですので管理職や経営者視点でも良いと思います。

・知っているだけの知識は通用しない。知識を持ってどう貢献するか、が仕事になるかというフェーズに入っている。知識労働者は組織に依存しない、というのは「組織に対して、どのような貢献をすべきか」「知識によって、どのような貢献をすべきか」のジャッジを個人がする責任、自由があるということ。組織は存在することが目的でも、種の永続が成功でもなく、外への環境に対する貢献が目的。どこの組織で働くかが重要だと思うのは、組織のミッションにどれほど自分が共感し理解して労働できるかで、仕事のパフォーマンスや自身の成長が大きく変わってくるから。

・いかなる仕事を営む人も、学ぶ姿勢と実際の行動が物を言う。やはりここでも習慣がすごく大事、成果をあげることは一つの習慣であり、成功者は何かしらを習慣として続けている事実があると言っています。誰が見ていなくても続ける、日常の中に呼吸するように継続学習を取り入れている、仕事ぶりの評価を仕事そのものに組み込む、良いメンターに出会っている。

・成果をあげるためには自分を知る必要がある。

①何によって知られたいか→自分がどう生きたいか、そのためにどうするかを考えるために必要な指標。

②強みを知る。弱みを人並みレベルに改善するよりも、強みを伸ばすべき。

③自身の強み、仕事の仕方(人と組むか一人でやるか、仕事環境や雰囲気はどういったものが馴染みやすいか、リーダー気質かフォロワー気質かなど)、価値観を理解して所を得る。

④自分に残された時間がどれほどあるのか。時間の浪費を防ぐ、時間をまとめる、仕事を整理する。徹底した時間管理の意識が不可欠であるということ。

 

汝の時間を知れ、というメッセージが最も響きました。自分が本当に必要とする仕事に、限られた時間の中で取り組む。自分が本当に必要だと思えるかどうかは、どんな環境に身を置いて、誰と働くか、何に貢献するかといったことが腑に落ちているかどうかで、大きく変わる意識だと思います。自己変革のためには自分感覚と時間感覚を磨く、習慣の積み上げしかないのだな、と感じた一冊です。

 

 

「禁断のセールスコピーライティング」神田昌典(著)

想像力と気配りと商人魂をどう文字(主に効果的なDM)、さらには売り上げに反映させるかという1冊。こちらも年末年始に再読予定。

 

 

 

「勝間式超コントロール思考」勝間和代(著)

 著書を気付けば9冊読み(この4ヶ月でどハマり!驚)、

rmoryrim.hatenablog.com

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メルマガを受信しtwitterをフォローし、Youtubeもたまに楽しんでいる私はれっきとしたカツマー。勝間和代さんの日常を受信している身としては、目新しさがすごくあるわけではないです。それでもご専門のお金や仕事の話ではなく、ライフに焦点を当て書かれているといった点は新しいと感じました。

コントロールというと機械的、無機質、洗脳っぽいとか、ネガティブなイメージを持ってしまいがちです。ここでいうコントロールとは自分自身や自分の暮らしを楽しく快適な方向に自分で持っていく、いわば主体的に生きる、という言葉がしっくりきます。

やはりここでも良い習慣を身につけること、悪しき習慣から抜け出すことが必要。私の悪しき習慣というと「間食が止められない」「カフェインフリー、たまのコーヒーを心がけたいのに、飲まなくてよい時にもコーヒーを選んでしまう」の2点。勝間さんいわく「自分の意志の力を全く信用していない。だからこそコントロールする。」とのこと。私もまさに、です。というか勝間さんのような人でもそうなのか、と妙な親近感。

信用を置けないところ、意志が負けてしまいがちなところについては機械的に、深く考えず、習慣的に、ある程度強硬に地道に積み重ねるしかないなと。

 

 

「FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」ハンス・ロスリング(著)、オーラ・ロスリング(著)、アンナ・ロスリング・ロンランド(著)、上杉周作(訳)、関美和(訳)

1年待ってようやく、さらにまだ300人超予約待ちがある話題作、人気作。サブタイトルの通りで、想像力を使い違えたりデータに感情を乗せることが、間違った思い込みになったり正しい推測ができなくなる、という話。ただ間違おうと思ってしていることではなく人間の本能に基づくものなので、そういう自分のステレオタイプを意識せねばなと。

特に私が気をつけたいと思ったのはネガティブ本能(悪いことはやたら目につく、良くなっていることは目もくれない)と犯人捜し本能(的を見つけたら評価も批判もしやすい、その的は本当に得てるのか?)ですね。

 

「山見式PR法 メディアが取り上げたくなる5つの切り口」山見博康(著)

 いまの私にはあまり関係ないテーマでしたので、さらっと。

 

「赤めだか」立川談春(著)

勉強疲れに、軽く楽しませてもらいました。落語の世界が垣間見えます。