つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(201206)

おはようございます!

毎日寒いですねー!布団から出られない朝が増えました💦なるべく歩きたいと思いつつ在宅時間が増え、すき間時間にNHKオンデマンドで「エール」を観ることにハマりかけており。

2年前に妹にもらったスマートウォッチを引っ張り出し、歩数を見える化してみました。目指せ毎日1万歩!

 

さて今週は4冊です!

「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」上野千鶴子(著)、田房永子(著)

これはかなり面白かった!上野先生とその娘世代の漫画家ライター田房先生との対談、トークは軽快な様子なのですが扱っているテーマは深いです。

フェミニズムについて、女性の権利を声高に強く主張するスマートかつエネルギッシュな女性たち、くらいの認識しかなかった私。自分とは全く別の戦場で戦う兵士のようにさえ見ていました。そもそもこれが大きな勘違い、目から鱗

女性として生きていて感じる違和感、おかしい!と思える怒りや悲しみ、そういった個人的なことを個人だけの問題にせず、社会的なこととして広く論争してきたのがフェミニストなのかな、といまは解釈しています。

上野先生の「思考は論争の中で鍛えられる」という言葉、田房先生の「人生のA面とB面」という秀逸な表現には心から首肯してしびれました。

それと忘れちゃいけないのが「「一人一殺」。家庭から社会を変える!」、これは深く納得。個人的な違和感、怒り、悲しみを家庭にぶつけられるか、交渉を続けられる夫婦でいられるか、女性として生涯少しでも良く生きていくための一歩はそこからだと感じます。

女性が家のことをして、子どもを育てて、仕事を頑張る姿はたくましくて美しい。理想的です。そこの境地にたどり着くには、自分一人ではどうにもできないこれまでの家族関係だったり断ち切れない連鎖だったり、いまの社会構造だったりこれまでの歴史だったり、社会と男女とわたし個人のA面B面が矛盾するようで繋がって存在していること。その辺りの「生きづらさ」を理解したうえで、キャリアを築いたほうが、余計な負担が減ると感じました。個人的なことは、政治的なことでもある。

朝ドラ「エール」を観始めたと先ほど書いたのですが、窪田正孝さん演じる古山裕一は二階堂ふみさん演じる妻の、女性としての生き方にものすごく寛容。この時代にこんな人本当にいたの?と読了後ちょっとした違和感を抱くほど。家事は得意なほうがやるという雰囲気が自然にできていて、結婚しても学業を続けて、子どもを授かっても夢を応援すると言ってくれて。現代風にアレンジしてあるのだろうか。

 

 

「凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク」佐藤昌弘(著)

「【増補改訂版】インバウンド・マーケティング」ブライアン・ハリガン(著)、ダーメッシュ・シャア(著)、前田健二(訳)

「ビジネスモデル・イノベーション ブレークスルーを起こすフレームワーク10」ラリー・キーリー(著)、ライアン・ビッケル(著)、ブライアン・クイン(著)、ヘレン・ウォルターズ(著)、平野敦士カール(監修)、藤井清美(訳)

ビジネス脳のトレーニング用に読んだ3冊。どれもインプットの材料として良書で、ところどころメモ📝