つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(201115)

おはようございます☀

現在帰省中のため、金曜日に下書きしていたものを更新します!

少しバタついているので手短になるやもですが、悪しからず。

 

今週は4冊。

「[新版]ブルー・オーシャン戦略」W・チャン・キム(著)、レネ・モボルニュ (著)、入山 章栄(訳)、有賀 裕子(訳)

形にしたいと考えている仕事があり、どう設計したら事業として成り立つのか勉強したくて読んだもの。シルクドソレイユなど、お馴染みの企業例を挙げながら解説しているのが良い。ブルー・オーシャンに行くには、コストと品質のトレードオフの発想から抜け出すこと、今までにないかつ頭一つ抜けられる価値軸を見つけるか作るかして設定すること、がポイントだと感じました。

 

 

「僕は君の「熱」に投資しよう――ベンチャーキャピタリストが挑発する7日間の特別講義」佐俣アンリ(著)

今年8月に出版された新著、夫が購入したものを拝借。ベンチャーキャピタリストというとドライでクールな印象を勝手に持っていたのですが、この佐俣さんはものすごい熱さで仕事されていることがわかります。

 

社会に対してぶつけたい熱はぶつけよう。

最初は素人でいい、自分の力をつけるならしかるべき場所に身を置こう(環境と出会いがものすごく大事)。

努力の方向性は誤ってはいけない、ただ頑張るだけじゃだめだ。

この辺りが刺激を受けました。

 

佐俣さんは当時珍しかった「若手」ベンチャーキャピタリストであることを追い風に成功されたと自己分析されていて、30代半ばになった現在は「若手」を迎え入れる側に移りつつあるようです。この若手に対する挑発メッセージも素晴らしい。チャレンジ精神があることは大前提として、若手には若手の、中堅には中堅の、ベテランにはベテランの挑み方があると思うと勇気が持てます。

 

余談ですが本で語られていることと風貌を見ると熱さ滲むやや強面なガッチリした男性ですが、twitterを見るとそうでもないのかな、奥様やお子さん(現在第三子の育休中!)を溺愛していらっしゃって、家庭に溶け込む柔らかさも見て取れます。

 

(20211105再読・追記)

できるかできないかは二の次にして、「起業家」を経験してみたくなる一冊。それは「起業する」「ビジネスを回す」難しさを理解しながら期待も全く惜しまない、苦しい谷底も晴れ晴れしい山頂の景色も見てきた、熱を持ってサポートを続けるVCの本音が散りばめられているからだろう。綺麗事がない分、とてもリアルで惹きつけられる内容です。挑戦しないことは死を意味する、というのは起業家も投資家も同じだと述べられていましたが、全ての働く人に対しても当てはまるのだと思います。挑戦を続ける佐俣アンリさんの言葉の数々、いまや超有名人になっている輝く起業家の方にもしょぼくれた時代、苦しい局面があったというエピソードに感化され、もっともっと頑張ろうと思った次第です。そんな気持ちの動きを痛感すると、大人は子どもたちに「挑戦する姿」を見せるべきだと感じますよね。挑戦を続けるモチベーションは必要。佐俣さんは「なんとしてでも勝ちたい」という、幼少期から抱き叶えられなかった経験が原動力になっているのだろう。「こうなりたい」でもいいし「こんな風にはなりたくない」でもいい。自分の中で「挑戦する理由」を明確に持っていることが、先々のプランや夢の輪郭を明確にする秘訣なのだと思います。辛いときこそ笑おう、楽しもう、という言葉は、なかなか表せないよなぁー心の強さ、信条の頼もしさを感じます。

起業して大きなビジネスを作りたい、という方にはドンピシャだと思いますが、「挑戦したいけどなかなか動けなくて」という方にもおすすめ。生き生きと挑戦を語る姿を見れば、何かしら変化してみたくなるはずです。

 

 

「売れ続ける理由 一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法」佐藤啓二(著)

仙台市秋保のスーパー「主婦の店・さいち」経営者の著書。おはぎとお惣菜が年商の半分を占め、全国からこれらを求めるお客様がひっきりなしにやってくるとのこと。

お客様目線で方針立てをすること、それを筋を通して継承し続けること、経営者たるもの誠実であることの重要性がわかる一冊。

 

 

「習慣が10割」吉井雅之(著)

Sさんから勧められた一冊。

家にいる時間が長いいま、つい余計なものを食べてしまう悪い癖に悩んでいるところで。太るよな~と罪悪感を抱きつつ、伸びてしまう手にまた罪悪感、、、の繰り返しだったり。

意識的に出力した言葉は脳に入力され、その言葉をそのまま理解するようにできているという仕組みを改めて知る。声に出す、紙に書くなど、なりたい自分に近付くように想う努力をすることは潜在意識への働きかけに一番必要。ポジティブな言葉選びを自分にも、他人にもしようと決めました!

何か食べるときには必ず「これを食べてキレイになります」と唱えてみよう。

やったりやらなかったりのムラが気になっていた縄跳び(産後の今できる唯一の全身運動)、起床したらまず外に出る、を習慣化しよう。無理なく続けられることを設定することが第一歩。

 

もう一つ興味深かったことが目標や習慣はただ自分のためではなく、他人のために繋がるもののほうが達成しやすいということ。利己じゃなくて利他の向上を意識。人間って良い生き物だな、(広義で)情けは人の為ならずだと実感。