つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

三男出産レポート

一週間前の9/19に、第三子となる三男を出産しました!

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4174g(!)の立派な赤ちゃんを連れ元気に退院、2日前に帰宅したところです。

※長男は3880g、次男は3528gで出生しましたがそれを上回るビッグベビー、2020年一番の衝撃。

 

今回も里帰りせずマイタウン出産、夫が育休を取ってくれているのですがお兄ちゃん面したい張り切り長男、初めての弟出現で情緒不安定の次男にもみくちゃにされ、

唯一の救いは三男ががっつり飲んでがっつり寝る系のシンプルリズムの中にあること。覚醒しやすい夜も今のところ3時間寝てくれるので、カオスをなんとか生きていけている感じです。

やっぱりほわほわの赤ちゃんは可愛い。わが家は最後の赤ちゃん予定なので、今を噛みしめなければ!と長男の時とも次男のときとも違った心境で眺めています。

 

 

忘れないうちに出産前後のことを。

 

9/17 出産2日前

午前中妊婦検診へ。

38週でも十分すぎるほど大きい(37週エコーですでに3400gと推測)ので、早めに産んだほうが良い、よく動いて、刺激も入れておきます、と言われる。そして内診でいわゆる卵膜剥離、グリグリと刺激、これが結構な激痛。這いつくばるように帰宅し、陣痛まで断続的に下腹部の痛みが続く。

 

9/18 出産前日

明け方3時くらいに前駆陣痛に気付いて起床。出血も腹痛も気になって眠れず、Tさんにおすすめしてもらって前日から観ていた「ロミオの青い空」の続きを一気に観る。youtubeでの期間限定配信が9/22までで、結局2日間で全部観たのですがナイスなタイミングで全部観られてよかったです。

この作品は傑作でした!優しさが本当の強さであること、明日に希望を持てることと支えの存在が何よりの力であり財産となること、良い影響の輪は一人から広がること。

子どもたちに伝えたいこと、大人になっても忘れたくないことが詰まっています。

清い心と迷わない強い意思を持って、一日を積み重ねられる人になりたいと感じました。

↑出産レポートに書くことでもないのですが、忘れないために。重複するかもですが、別記事でも取り上げたい。

 

一日中断続的な前駆陣痛で入院の気配を感じ荷物の最終チェック、昼食に夫とインドカレーを食べに行き(次男のときも出産前日ランチはインドカレーだった笑)、ごろごろ読書して過ごしていました。

今日じゃなかったなと思いながら子どもたちと21時ごろ就寝したのですが、21時半ごろから定期的な痛みがあり、15分間隔で2時間ほど続きました。一度産院に行くことにして陣痛タクシーを手配、一人家を出たのがちょうど0時ごろ、まだまだ全然耐えられる痛みで「前駆陣痛で一時帰宅になるかも」という可能性も全然ありそうな感じでした。

 

9/19 出産日

0時すぎに病院に到着、陣痛の進み具合を見て軌道に乗らなければ朝一時帰宅も考えましょう、ということになりました。

ちなみに産院はコロナの影響で立ち合いは大人一人のみ。子どもたちが保育園にいる時間帯以外は夫に来てもらうのも厳しかったので、一人で入院する決意は固まっていました。それでも、いざ一人で出発するとやはり寂しいものはありますね。。。さらにシルバーウィーク4連休初日に出産したので、入院中も義父母の力を借りて一度夫が来れたくらいで、三男と二人きりの入院生活となりました。

陣痛のほうは思いの外進み、0時半にはあっという間に5分間隔に。経産婦はエンジンかかると早いんですねー!分娩台に乗って一気に私と三男の気持ちが高ぶったのかもしれません。それでもまだ全然耐えられる、陣痛MAXの痛みってこんなんじゃなかったはず、どこまでいくんだっけ?と徐々に恐怖感に包まれる。

次男のときも同じ産院で、その時は夫と長男と過ごしましたが今回は一人。助産師さんが明かりを落としてオルゴールCDをかけ、ラベンダーを香らせてオイルマッサージをしてくださいました。コロナ禍で一人でお産に臨むお母さん向けの配慮なのか、前回とは全く違った雰囲気でこれはこれで最高!足はぽかぽか、気持ちも幾分かリラックスできて、助産師さんと談笑もできサロンに来ているような気分に。入院して1時間、1時半には子宮口が順調に7センチ開いていますよ、とのこと。全開の10センチまであと3センチ!もう少しかな、と期待が膨らむ。

…読みは甘かった!ここからなかなか進まず、赤ちゃんが下に降りてきませんと。身体の痛みも最初お尻だけだったのが下腹部全体が激痛に。そこから時計を見る余裕もなくて記憶が曖昧なのですが、子宮口全開で破水しても1分間隔に身をよじりたくなる陣痛が来てもいきんでもなかなか出てこない。何回いきんだかわからないのですが、身体割れそう!と思いながら死に物狂いで、「一緒に頑張ろう」「これは子宮収縮の痛みで順調な証拠」「産みだすエネルギーってすごい!」となんとか前向きに捉えながらこなしていたらようやく「頭見えてきてる、もう少しだよ!」と。そこからはラストスパートというか火事場の馬鹿力というか底力を振り絞って一気にズルンと。産後4時間経っても体温が全然下がらなくて、私は本当に燃えてたんだと思いました。笑

入院後4時間での出産で時間としてはスムーズなお産、私も無傷であっという間でものすごく濃厚な4時間。今回は身体が割れるかと思う痛さ(2回め、これ以上の表現はないと思ってる)だったのでいきむときに変に力が入っていたのか、産後全身むち打ちみたいな筋肉痛はありましたが、順調に回復していますしそれ以外は至って元気そのものでした。

そして三男の出生体重を知り、特大サイズの現物を見て納得、こりゃ出てこないはずだと。笑

 

 

入院生活を終えて。

女性はほんとうに強い。そして子どもは希望。

数日前にお産しをしてくたくたなのに、夜中授乳室に行くとたくさんのお母さんがゾンビのような顔で(私も)搾乳授乳粉ミルク頑張ってて。身体がぼろぼろでも、寝不足でもわが子を見る眼差しは明るいんですよね。なんだかすごく心洗われて、勇気をもらいました。

 

衣食住は生活のベースであり、心身のコンディションの鍵となる。

今回は話し相手になってくれる夫も来れず、孤独や味気無さを感じた入院生活。

着たいものを着て、食べたいものを食べたいときに食べて、自宅にいられること。当たり前のようで、すごく幸せなことだと感じました。

できるだけ病気にならず、おばあちゃんになっても自宅で自分の生活を全うしたい。そういられるように健康第一で過ごそうと決意新たに、といったところです。