つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(200913)

おはようございます。

最近は顔や身体の浮腫が気になるように。鏡で顔を見るとテンションが下がるのですが、もう仕方ないことは諦めて気にせず、クレイパックをしたり長風呂をしたり、いま楽しめることで楽しむようにしています。

私はだいたい子どもたちと一緒に21時までに就寝4時台起床のルーティンですが、寝不足については少し改善しています。

疲れやすくなっているのか4時間ほど一気に寝られてトイレに起きる、次に起きたときは起床時間といった具合です。

 

今週は5冊、生きるスキルを上げるような真面目な本ばかりです。

 

「稼ぐ話力 相手を腹落ちさせるプレゼンテーション術」勝間和代(著)

相変わらず勝間ワールドにハマっている私です(youtubeの面白さにも気付いてしまったところ)。こちらの本も自分の弱点が見つけやすく、実際何を気をつけたらいいのかもわかりやすかった。プレゼンやビジネスでの場を考える前に日常会話から、相手のことを見ながら考えながら、言葉遣いを磨いていきたい。

 

 

勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド」勝間和代(著)

自立した人になろう、そのために必要なことを考えよう!という一冊。これもガツンとくるものがあり説得力実践のヒントありまくりで良かったです。

勝間さんが定義するインディペンデントな生き方とは具体的に

1. 年収600万円以上を稼ぎ、

2. いいパートナーがいて、

3. 年をとるほど、すてきになっていく

を表しています。

要はまずは何かに依存しなくても生きていける、自立した存在になろうということ。

インディに近付くために磨くべき力、勉強すべきこと、心の持ち方、人間関係の築き方が「実践ガイド」らしく具体的に提案されています。

インディ(インディペンデントな生き方をする人)になるために必要なものは、「じょうぶな心」と「学びつづける力」です。

「じょうぶな心」を保つためには自分の想いで環境を作る、周りと調和する、全てをゼロイチで考えない、がんばりすぎないことが必要。私は自分の想い(やりたいこと、できること、頑張りたいこと)を認めながら、それを自分の外と馴染ませる努力(世の中の不条理や女性が生きづらい社会構造を認めながら)を自然にできる状態だと解釈しました。

頑張ろう、とは何かがあると思いがちなことですが、「じゃあ何を頑張るの?」「なぜ頑張るの?」が自分の中であるかどうか。腑に落ちることでないと、頑張るのが辛い、頑張りすぎる、誤った方向の頑張るになってしまう。頑張ることなら誰でもできる、本当に頑張らなければならないのは、この辺りの選定なんだとすっぱり主張してくれていて、とても清々しい。

キャリアを考える際に勝間さんの「わらしべ長者理論」はとても参考になります。人よりちょっと優れていること、無理なく長所になっていることを見つけ、それを価値に、キャリアの武器にしようという考え方。その際「学びつづける力」を発揮し、得意なことにさらに磨きをかける姿勢が向上には必要。ここでも学びつづけることは誰でもできる、本当に必要なのは何を学びつづけるのか、なぜ学びつづけるの?という方針の選定なのだと言われているようです。学習そのものが目的化しないよう。

 

私はこの本から大いなる刺激を受けたので産後の時間を充てて勉強したい、学びたいことが何なのか、そのためにまず何をしなきゃいけないのかということを夫を壁打ち相手に決めて、

「お金をコントロールする」「お金を稼ぎ、賢く使えることが自信につながる」意識が足りないことも気付くことができたので(家計簿的

なものは数年前から放棄している)、毎日手帳にメモするようにしています。

 

 

「妹たちへ2」日経WOMAN(編)

勝間和代さんのパートが読みたくて借りたもの、どんだけ好きなんかって感じですね。笑 さまざまな業界で活躍されている17名の女性の大先輩が、20代30代の「妹たち」に向けて経験からのエールを送っているものです。

予定通り希望通りシミュレーションした通りにキャリアを積み重ねた人はいなくて、その時その時の気づきや出会いで流れるように、田渕久美子さんの言葉を借りるなら「意思を持って天に任せ切る」を実践された方ばかりだということ。決意とか覚悟とか、前進するときにはある程度の「意思」は必要だと思うが、判断を誤ったり失敗したところで死ぬわけではないし自力で制御できることばかりでもない、まして世界が終わるような話でもない。なので背負いすぎる必要はないんだな、と肩の力が軽くなるような感覚でした。

 

 

「女に生まれてモヤってる!本当は「自分らしく」いたいだけなのに」ジェーン・スー(著)、中野信子(著)

ジェーン・スーさんの本は面白い!」と中高時代からの友人、YちゃんとAちゃんから偶然同時期に聞き予約したのが2月末のこと。半年以上待ってようやく一冊届きました!そして今でも20人以上が待っている、早く返さねば。

ジェーン・スーさんと中野信子さんの対談本。これまであまり女性に生まれたことについてモヤっとしたり、生きづらく感じたことがない(読みながら初めて気付いた)のでサラサラっと読んだ。父以外はみな女性という三姉妹家庭だったからか、中高女子校で「男だから女だから」という話題と縁遠かったからか、はたまた私自身が鈍感すぎたのか自由すぎたのか。その後進学した大学は共学(男女半々の理系学部)、新卒で入った会社の職場は9割男性という環境だったが、「自分らしくいたいのにいられない」というジレンマに悩んだ記憶がさっぱりない。夫との生活でも、今のところそういう役割分担的なことで困ったこと、イラついたことってほとんどない。非常に幸せなことだ。

そんな私でも「たしかに社会の構造はこうなっているよな」「こういうステレオタイプ、突っ込まれ方、考えてみたらおかしいけど女性ならでは」と納得、共感できることは多々。終盤の「選んだ答えを正解にしていく」という中野信子さんの言葉には勇気をもらえたし、なるほどそんな風に捉えて前に進んだらいいのか!とプチ目から鱗だった。

 

 

「人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」から「相互依存」へ」勝間和代(著)

「インディペンデントな生き方」の続編といった位置づけ。まずは自立した存在(インディ)になる、それができたらさらに相互依存(インターディペンデント、インタディ)という意識を働かせたほうが人生楽しくなりますよ、というお話。

「インディペンデントな生き方」を読んで、納得してさらにさらに深めたい場合はこちらも続けて読むことをおすすめします。重複するところはおさらいとして読めますし、「インディペンデントな生き方」から出た質問意見に答えている箇所もあります、そしてやっぱり納得感もあります!